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53 深みにはまる ページ6

時透side

思ったよりも帰りが遅くなっちゃったな…理由は、

銀子「モォォ何デアノ女ヲ屋敷ニ入レチャウノヨォォォ!?」

時透「その台詞何回目なの?ていうか早く帰らせてよ、Aが僕のこと待ってるんだから」

銀子「ダカラ嫌ナンデショオォォ!!」

こんな風に銀子が文句言いながら帰るの妨害するから。
Aが料理終えて書き置きだけ残して帰ったらどうするの?まあ、そしたらお仕置きしてから連れ戻すけど←

そんな事考えてれば、漸く屋敷に着いた。玄関に時雨がいて

時雨「オォォイA!霞柱帰ッテキタゾォォ!」

と叫ぶとパタパタと足音が聞こえてきた。

『お帰りなさい無一郎さん、任務お疲れ様でした!』

笑顔でそう言うAを見て僕の心臓が跳ねる。僕は無言でAに近付いた。

『むっ無一郎さん(汗)、どうしっ!?』
時透「……」ムスッ

自分の唇に伝わる感触に、僕は頬が膨らむ…また防がれた。

時透「今のはしても問題ない流れでしょ」

『どんな流れですか!?今のは普通"ただいま"とか言う流れでしょう!』

時透「…ただいま」

お帰りなさい、と再び言うAとのやりとりに僕は何だかくすぐったくなった。なんかこれ……

『あ、無一郎さん。一応朝餉とお風呂用意したんですけど何か食べてきました?』

時透「…ううん、でもお風呂入りたいかな」

わかりました、ゆっくりしてきて下さい!と言って台所の方に行くA。僕も風呂場に向かうけど色々気になるものが見えた。

時透「(なんか部屋綺麗になってる…外に布団干してあるし…)」

そして風呂場に着くと何か液体があった。
"薬湯です。もし良かったらお風呂に入れて使って下さい"
と書いてたから、入れてみて浴槽に浸かる。

時透「…なんか気持ちいい」カポーン



風呂から上がって、Aの所に向かうとご飯を温めてた。僕は隙を伺ってAに抱きつく。

『ひゃっ!〜っまた貴方は「ねえ、部屋綺麗になってたけどAがしてくれたの?」っ!あっはい一応…』

時透「…僕のため?」

『?そう、ですね』

Aが善意でしてくれた事に、僕はまた胸がギューーとなる。……もう無理

グイッ『!!』

今度こそAの唇を奪う…何回も触れてるけど全然嫌にならない。

時透「(ずっとこうしてたい……)」

ドンドンドンドンッ

滅茶苦茶叩かれて、渋々唇離したら酸欠で顔が真っ赤なA。長くし過ぎたかな?
『もう帰ります!!(怒)』と言うAを宥めて僕らはご飯にした。

54 賑やかな食事→←52 いざ霞柱邸へ



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雪花菜 - 続編お祝いコメントありがとうございます😊三作目も楽しんで読んでもらえるように頑張りますね!! (11月3日 7時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 続編決定、おめでとうございます🎉続きがすごく楽しみです✨これからも頑張ってください😊 (11月2日 22時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 続編おめでとうございます! 続き、楽しみにしていますね! (11月2日 20時) (レス) @page50 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» こっちでもコメントありがとうございます!😆本当に嬉しいです! (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - いつも更新を楽しみにして下さりありがとうございます❗次の更新ですが、"お知らせ"になりますので本編の続きは少し待って下さい😣すみませんがよろしくお願いします🙏 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪花菜 | 作成日時:2023年8月8日 20時

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