92 会わせたい人 ページ45
須「お帰りなさーい天元様!」
ま「任務ご苦労様でした」
雛「ご無事で何よりです」
宇髄「おぉ。お前らもご苦労だったな」
『お疲れ様です宇髄様。怪我がなくて良かったです』
宇髄「たいした鬼じゃなかったからな。四宮もお疲れさん」
それぞれ労りの言葉をかけ終えると、宇髄が雛鶴達に手土産を渡す。
宇髄「土産買ってきたから、お前ら三人で食え」
須「わーありがとうございます!天元様とAちゃんも一緒に食べましょうよ!」
宇髄「あー悪ぃが…」
グイッ
『えっ?』
宇髄「ちょっとまた出掛ける。コイツに会わせてぇ奴がいてな」
ま「Aに?」
宇髄「あぁ。だからすまねぇが、もう少し家空けるぜ」
雛「わかりました。お気をつけて」
宇髄「じゃあ行くぞ、四宮」
『あ、はいっ。皆さん、今日もありがとうございました!』
手を振る雛鶴達にそう言ってAは宇髄に付いていった。
宇髄「ほー、じゃあ遂に岩動かせたのか」
『はい!と言ってもまだ一間ですけど…』
歩きながらAは岩柱邸での修行の報告をする。
『悲鳴嶼様の所での鍛練を勧めてくれてありがとうございました』
宇髄「お前速さに比べて土台の足腰弱かったからなぁ。前に悲鳴嶼の旦那から鍛練何やってっか聞いてて良かったぜ。でなきゃ俺背負って山走らせるつもりだったぞ」
『今本ッッ当に悲鳴嶼様の所で良かったって思いましたっ』
宇髄「冗談だっつうの。んなことさせて時透にバレたら、嫉妬で俺の身が派手にヤベェからな(旦那とも鍛練してたってなりゃ俺の被害は最小限になるしな←)」
『(…流石に奥様がいる宇髄様には嫉妬なんて)』
宇髄「嫁いようがいまいが嫉妬すんぞアイツは絶対に」
『!?私声に出てました?』
宇髄「顔見りゃ分かんだよ。またポンコツ思考巡らせてるって」
『うぅ…でも修行の件は大丈夫です!昨日も逃げて隠し通しましたから』
(※バレてます)
宇髄「もう時間の問題だと思うがな…アイツ相当怪しんでんだろ?」
『でも言えないですよ!貴方のこと好きかもしれないから修行してるんですなんて!』
(※バレてます)
宇髄「別に良いじゃねぇか。時透の野郎聞いたら派手に驚いて固まるだろ」
『それはないですよ絶対』
(※ありました)
そんな会話をしていると、ご飯屋に到着した。
宇髄「よし、ここだ」
『え?ここですか?』
中に入るとそこには…
甘露「Aちゃーん!こっちこっち!!」
『甘露寺さん!?』
甘露寺が待ち構えていた。
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雪花菜 - 続編お祝いコメントありがとうございます😊三作目も楽しんで読んでもらえるように頑張りますね!! (11月3日 7時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 続編決定、おめでとうございます🎉続きがすごく楽しみです✨これからも頑張ってください😊 (11月2日 22時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 続編おめでとうございます! 続き、楽しみにしていますね! (11月2日 20時) (レス) @page50 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» こっちでもコメントありがとうございます!😆本当に嬉しいです! (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - いつも更新を楽しみにして下さりありがとうございます❗次の更新ですが、"お知らせ"になりますので本編の続きは少し待って下さい😣すみませんがよろしくお願いします🙏 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪花菜 | 作成日時:2023年8月8日 20時