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88 意外な事実 ページ41

不死「!、悲鳴嶼さんじゃねェか」

悲鳴「久しぶりだな…店の外とはいえ、あまり騒ぐものではない」

煉獄「お久しぶりです悲鳴嶼殿!これは失礼した」

伊黒「お久しぶりです」

時透「こんにちは」モキュモキュ

悲鳴「お前達が一緒にいるのは珍しいな」

煉獄「実は、時透の為に皆で話し合いをしてたんです!」

悲鳴「?…時透の?」

不死「違ぇだろォ。乗り気なのお前だけだろォが」

伊黒「悲鳴嶼さん、煉獄の言うことは気にしなくていいです。それより、どうしてここに?」

悲鳴「嗚呼…此方で鶯餅を買っていこうと思ってな」

不死「あァ?悲鳴嶼さんが甘味とか珍しいな」

煉獄「鶯餅が食べたいのなら先程買ったのがあります!どうぞ召し上がって下さい!」

鶯餅を差し出すが悲鳴嶼は首を横に振る。

悲鳴「すまない、煉獄…気持ちは有り難いが、私が食べるのではなく、

四宮に買っていこうと思って来たのだ」

煉獄「む?」
伊黒「ん?」
不死「はァ?」

時透「…え?」

悲鳴「どうかしたか?」

煉獄「悲鳴嶼殿!それは一体なぜですか?」

悲鳴「四宮の好物が鶯餅だと、以前胡蝶から聞いたからだ」

伊黒「違う悲鳴嶼さん。そうじゃない。なぜ悲鳴嶼さんが四宮にそんなことをするんですか?」

悲鳴「…実は四宮は、私の所へ通い修行に明け暮れている」

「「「「!?」」」」

時透「修行?」

悲鳴「そうだ…一月程前から修行に励んでいる……あの子の扱う呼吸は、足への負担が大きい…より強靭な足腰に鍛えるために、私の所へ来た……

四宮の集中力は凄まじいものであった…
数分でさえ耐えるのもきつい滝行を半刻近く打たれ、
一本でも難しい丸太を三本も担ぎ、
岩を押す修行にも取り組んでいる…私のやり方を一度見ただけで自分のものとし、昨日初めて動かせていた」

四人は驚いたが、すぐに我に返る。

伊黒「フンッならばそう言えばいいものを…勿体ぶりおって」

不死「全くだぜェ…次会ったらシバく」

煉獄「二人共、心配だったのは分かるが暴力は良くないぞ!」

「「はぁ?(怒)」」

時透「(…あれって修行のせいだったんだ)」

時透は理由がわかり安堵するが…

煉獄「だが、そんな立派な事をしていたなら隠す必要などないだろうに!何故だろうか?」

時透「(確かに…全然わからない)」

悲鳴「うむ……あくまで私の考えだが、動機が不純だと四宮は思って言わなかったのかもしれん」

不死「はァ?動機?」

悲鳴「四宮がそこまで修行に励むのは、




ある隊士が理由らしい」

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雪花菜 - 続編お祝いコメントありがとうございます😊三作目も楽しんで読んでもらえるように頑張りますね!! (11月3日 7時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 続編決定、おめでとうございます🎉続きがすごく楽しみです✨これからも頑張ってください😊 (11月2日 22時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 続編おめでとうございます! 続き、楽しみにしていますね! (11月2日 20時) (レス) @page50 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» こっちでもコメントありがとうございます!😆本当に嬉しいです! (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - いつも更新を楽しみにして下さりありがとうございます❗次の更新ですが、"お知らせ"になりますので本編の続きは少し待って下さい😣すみませんがよろしくお願いします🙏 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪花菜 | 作成日時:2023年8月8日 20時

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