52 いざ霞柱邸へ ページ5
夢主side
時雨「カァァ!A早クシロォォ!」
『ちょっと待ってよ〜!』
時雨「ドンダケ足取リ重クナッテンダヨ!?モウトックニ着イテルハズダゾ!普段ノオ前ノ足ナラ!!」
『だってしょうがないでしょ!
あの無一郎さんのお屋敷向かってるんだからーー!!!』
そう、私は今時雨に案内されて彼のお屋敷に向かってる。
『行きたくない〜〜(泣)』
時雨「ソンナニ嫌ナラ最初カラ断レバヨカッタダロォォ!」
『断ったに決まってるでしょ!!そしたらあの人何したと思ってるの!?』
昨日私は彼に、今度大根買ったら作るからとか蝶屋敷の仕事があるからとか、なんとか理由をつけて諦めてもらおうとした。
誰も味方がいない無一郎さんのお屋敷に行くなんて自 殺行為すぎるもん!!!(汗)
そしたら
トンッ…ドサッ
『へ?』
私は彼に肩を押され、後ろにあった台に上半身を押し倒された。そのまま、
『!?……んっ』
時透「……………」
彼に強引に口付けられた。暫くして漸く離れたけど、彼は最後に私の唇をペロッと舐めて言い放った。
時透「来てくれないと任務の時、隊士の前でこういう事するよ?」
……あの目は本気(マジ)だった。(ガクブル)
だから、しのぶさんに適当に理由をつけ、菓子折り片手に朝から向かってる。
『本当にあの人信じらんない!アレ絶対好きな子にする行動じゃないでしょ!私今のとこあの人に負の感情しか芽生えてないよ!?本当に好きになるよう努力してる!?いや、してほしくないけど!!』←
時雨「(コンナ荒ブッテルA初メテ見ルナ(汗))」
そんなやりとりを時雨としてたら、とうとう来てしまった。
『(やっぱり大きい……)』
時雨「霞柱ハ留守ダッタッケ?」
『うん。明け方まで任務があるって言ってたから』
"屋敷には勝手に入っていいよ。家の物好きに使っていいから"
『(って言ってたけど無用心すぎないかなぁ…とりあえず、台所行こっと)』
時雨「モウサッサト作ッテ書キ置キ残シテ帰ッタラドウダ?」
『いやそんなことしたら、嫌な予感しかしない(汗)』
台所に行くと、大根の他にも食材があった。
『(ふろふき大根は作るけど、他にも何かいるよね…そういえば無一郎さん朝餉はどうするんだろ?念のため作ろうかな?それに任務帰りなら疲れてるだろうしお風呂とかもいるよね?あとは…)』
そんな事考えてたら、私はいつの間にか料理だけでなく、お屋敷の掃除や洗濯などもやっていた。
時雨「(Aオ前自分デ自分ノ首絞メテネエカ?)」
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雪花菜 - 続編お祝いコメントありがとうございます😊三作目も楽しんで読んでもらえるように頑張りますね!! (11月3日 7時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 続編決定、おめでとうございます🎉続きがすごく楽しみです✨これからも頑張ってください😊 (11月2日 22時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 続編おめでとうございます! 続き、楽しみにしていますね! (11月2日 20時) (レス) @page50 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» こっちでもコメントありがとうございます!😆本当に嬉しいです! (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - いつも更新を楽しみにして下さりありがとうございます❗次の更新ですが、"お知らせ"になりますので本編の続きは少し待って下さい😣すみませんがよろしくお願いします🙏 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪花菜 | 作成日時:2023年8月8日 20時