85 叱咤激励 ページ38
煉獄「よもやよもや、まさか四宮にその様な過去が…つまり、その事がトラウマとなり次の恋に踏み出せないと!」
伊黒「俺はそれよりも、その隊士共に色々問い詰めたいとこだがね…それだけ偉そうなことを言うならば、今は大層な実力があるのだろうな」
不死「同感だぜェ…一丁前に文句だけ垂れるような糞共がァア」
煉獄「気持ちはわかるが二人とも落ち着け。四宮本人がもう彼らを許しているのだ。俺達がとやかく言うことではない」
伊黒「フンッ」 不死「チィッ」
時透「……皆はAとの任務、最初からあの子のこと信じてました?」
煉獄「勿論だ!仲間を信じるのは当然のことだ。四宮の名前は柱合会議でもよく挙がってたからな!」
不死「胡蝶からもアイツの話は聞いてたからなァ」
伊黒「何故そのような事を聞く?」
時透「………僕は」
煉獄「成程、四宮の言葉に聞く耳を持たず、あまつさえ彼女の指示を疑ってかかったと…
つまり時透、君は
四宮の初恋相手と正反対の事をしてしまったのか!!」
伊黒「絶望的だな…」
不死「だァから協調性無ェって言ったろォ!身から出た錆だ馬鹿がァア!!」
時透「……」ムッスゥーーー
伊黒「不貞腐れるな。全てお前が悪い」
不死「自業自得だァ」
煉獄「まぁ過ぎてしまったことは仕方ない!ここから名誉挽回していくしかあるまい!」
伊黒「簡単に言うな煉獄。四宮がコイツに普通に接するようになっただけでも奇跡に等しいというのに、これ以上の奇跡を望めるか」
煉獄「大丈夫だ!四宮が今時透に微塵も恋心を抱いてなくても、諦めなければどうにかなる!たとえそれが、千里の茨の道であってもだ!!」
不死「それほぼ無理ッつってるようなもんだろォ…」
伊黒「時透、ここからはもう我々ではどうにもならん。お前一人の力で四宮のトラウマ克服及びお前に惚れさせろ。甘露寺の手を煩わせるな」
不死「お前は面倒くさくなってるだけだろォ」
煉獄「伊黒!途中で投げ出すのは感心できんな!」
時透「別にいいですよ」
「「「!」」」
時透「Aは…僕の為にたくさん頑張ってくれたし、次は僕が頑張る番だから。
それに、初恋相手の真似するつもりないです。Aには僕自身を好きになってもらうから」
伊黒、不死川は信じられないものを見る目をするが煉獄は、
煉獄「いい心掛けだ!では今は四宮と良い傾向に進んでいるのか?」
時透「………変」
煉獄「む?」
時透「最近…A、様子が変です」
「「「?」」」
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雪花菜 - 続編お祝いコメントありがとうございます😊三作目も楽しんで読んでもらえるように頑張りますね!! (11月3日 7時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 続編決定、おめでとうございます🎉続きがすごく楽しみです✨これからも頑張ってください😊 (11月2日 22時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 続編おめでとうございます! 続き、楽しみにしていますね! (11月2日 20時) (レス) @page50 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» こっちでもコメントありがとうございます!😆本当に嬉しいです! (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - いつも更新を楽しみにして下さりありがとうございます❗次の更新ですが、"お知らせ"になりますので本編の続きは少し待って下さい😣すみませんがよろしくお願いします🙏 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪花菜 | 作成日時:2023年8月8日 20時