63 協力者 ページ16
時透side
Aと久し振りに任務する数日前、甘露寺さんの鴉が手紙を持ってきた。そこには、僕の恋を応援することやAと今はどういう感じか知りたい、と書かれていた。
僕はとりあえず、返事を書いて銀子に届けてもらった。
そしたら…
ドンドンドンッ 甘露「無一郎くんいるーー!?」
甘露寺さんが僕の屋敷にやって来た…伊黒さんも一緒に。
その後、僕は甘露寺さんから物凄く怒られた(全然恐くなかったけど)。
甘露「いくらAちゃんのことが好きだからって、無理矢理せ、せ、接吻なんて良くないよ!私もう読んでキュンキュ…びっくりして心臓止まるかと思っちゃったわ!そういうのは恋仲になってからじゃないと駄目よぉ!!」
時透「…ああして伝えたほうが好きになってくれると思ったから。それに…Aといると僕どうしても触れたくなるから」
ドキュンッッ 甘露「はうぅっ」
急に甘露寺さんが身体丸めて震えだした。どうしたんだろ?
伊黒「時透、本気で四宮をものにしたいなら苦手意識を煽るような行動は止めろ」
時透「…僕の行動まずかった?」
伊黒「かなりな」←
甘露「フゥ…無一郎くんっ確かに好きな子に触れたくなるのはわかるわ!でもね、自分の気持ちを押し付けるだけじゃ恋は上手くいかないの!!」
この人が言うならそうなんだろうな…
時透「どうしたらいいですか?」
甘露「私に任せてちょうだい!まずは、今までの無一郎くんの行動を変えてAちゃんへの印象を良くしましょう!!」
時透「…僕今印象悪いの?」
伊黒「かなりな」←
甘露「だっ大丈夫よ!今からでも十分挽回できるわ!
Aちゃんに触りたくなるんだったら、まず手を握るくらいにしましょう!それだけでも女の子はドキドキするから」
時透「……」ムスー
伊黒「あからさまに不満そうな顔をするな。甘露寺の助言を無駄にする気か?」
甘露「(よっぽどAちゃんのことが大好きなのね!絶対に結ばれてほしいわぁ)
あっそうだ、無一郎くん。この前会った後に甘味は買ったの?もう渡した?」
時透「買ったけど、まだ渡してないです」
甘露「じゃあ今度会う時、それを渡して……」
ザンッ
鬼の頚を斬り落として無事任務を終えた。やっぱりAと一緒だと早いな。
『無一郎さん、ありがとうございました』
時透「うん。Aは大丈夫?」
『はい!問題ないです』
前より笑ってくれること増えたから、余計に触れたくなる…
時透「A、これ」
『?、あっこれ…』
287人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪花菜 - 続編お祝いコメントありがとうございます😊三作目も楽しんで読んでもらえるように頑張りますね!! (11月3日 7時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 続編決定、おめでとうございます🎉続きがすごく楽しみです✨これからも頑張ってください😊 (11月2日 22時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 続編おめでとうございます! 続き、楽しみにしていますね! (11月2日 20時) (レス) @page50 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» こっちでもコメントありがとうございます!😆本当に嬉しいです! (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - いつも更新を楽しみにして下さりありがとうございます❗次の更新ですが、"お知らせ"になりますので本編の続きは少し待って下さい😣すみませんがよろしくお願いします🙏 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪花菜 | 作成日時:2023年8月8日 20時