9 兆し ページ10
夢主side
霞柱が何か言いかけたけどその時
隠1「あっ！ここにいるぞー！」
隠2「大丈夫ですか！？」
どうやら隠が到着したみたいだ。
正直助かった(泣)。あの時の恐怖が走馬灯のように蘇りそうだったもん。←
時透「……じゃあ、僕は帰るね」
『はいっ。あ、あの霞柱様っ』
時透「何？」
…これはちゃんと面と向かって言わなきゃ。頑張れわたし！
『あ、あの時、わたしの言葉を信じてくださり、ありがとうございましたっ』
立ち上がって、霞柱と目線を合わせしっかりと礼を言う。
今までも柱の皆さんと任務を終えた後は、こうして感謝の意を伝えてる。
柱が信じて任せてくれるなんて、鬼殺隊士にとって１番の喜びだ。
だから、霞柱もそうしてくれたのは本当に嬉しかった。
霞柱は僅かに目を見張ったが、すぐに何時もの虚無な瞳になる。
時透「あっそ……じゃあね」
『はい。お疲れ様でしたっ』
わたしは背中を向けて歩きだす霞柱に深々と頭を下げてそう言った。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
後藤「よお、Aちゃん。お疲れさん」
『後藤さん、お久しぶりです！』
あの後、隠の人達の手伝いをいつも通り行い、他の隠とも合流すると、後藤さんが話かけてくれた。
後藤「怪我は無さそうだな。まあ、今回は別の方の心配してたけどな」
『はい、この通り大丈夫です。別の心配って？』
後藤「ﾎﾞｿｯ)霞柱と合同任務だったんだろ？」
『あ、はは……』
後藤さんは、わたしが霞柱が怖いことを知っている。
1年前のあの日、後藤さんも事後処理に来ていて何があったのか隊士さんから聞いたらしい。
後藤「いやー、話聞いたときは耳疑ったわ。霞柱って単独か緊急要請がほとんどだからな。しかも相手がAちゃん」
『わたしも夢なら醒めてって何度も思いました(泣)』
後藤「相当だな(汗)。まあでも無事に終わって良かったな」
『そうですねっ。多分これが最初で最後だと思いますし、無事に済んで良かったです』
こうして、精神的に疲れた合同任務は終わって、わたしは清々しい気持ちで、隠の人達と蝶屋敷に向かった。
でもこの日を境に、
わたしの鬼狩りとしての生活は
大きく一変することになる。
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橘 - うわ〜！無一郎がついに、ついに告白を〜！ (1月7日 5時) (
レス) @page49 id: f80cf1a544 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» ありがとうございます！お陰様で続編も殿堂入りしました✨ホントに皆さんに感謝です😭 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃむん(プロフ) - すいません、こっちでしたね、殿堂入りおめでとうございました🥺続編もあと一票、イケるイケる♡ (11月1日 14時) (レス) id: 8b24830e41 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 無一郎が告白した〜❗これから夢主ちゃんと無一郎がどうなるのかすごく気になります❗ (8月9日 23時) (レス) @page50 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - salomeさん» 初めまして！いつもなんてとても光栄です。今後の展開も頑張ります!! (8月7日 21時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪花菜 | 作成日時：2023年7月14日 19時
