47 答え ページ48
三人の前に音もなく現れた時透は、宇髄に頭を撫でられてるAを見て、眉間に僅かにシワを寄せる。その反応を宇髄と不死川は見逃さなかった。
宇髄「(おーおー、こりゃどうやらガチのようだな)」
不死「(あの時透があんな顔するとはなァ…)」
二人は次にAに視線を向けると
『(な、何でこんな所に？それにちょっと怒ってるような気がするっ…何か気に食わないことでもあったの？)』
「「(…やっぱこいつポンコツだわ)」」
全く気付いてないAの様子に二人は呆れた顔をする。
宇髄「よぉ時透！この間振りだな、どうやら四宮とすっかり仲良くなったみてぇだなぁ」
『えっちょっ宇ず「ﾎﾞｿｯ)黙ってろ」っ…』
宇髄「さっきまでコイツらと一緒に飯食ってたんだよ。その間四宮ずっっとお前のこと派手に喋ってたぞ」
『!?』 時透「！」
宇髄の発言にAは避難の目を向けるが、宇髄は構わず続ける。
宇髄「いやー本当驚いたわ。
まさか接吻するまで仲良くなってたとはなー」
『っ!ちょっ！？(だから何でそういうこと本人に話すんですかー！？)』
宇髄「けどな…お前のその派手な行動のせいでコイツかなり悩んでたぞ」
『！』 時透「っ…」
宇髄「お前も男なら惚れた女、地味に困らすんじゃねーよ
じゃ、あとはご両人で仲良くしな！」
『え"』
「行くぞ不死川」「おォ」と言って、二人はその場から居なくなる。
気まずい沈黙が二人を襲う。
『(どどうしようっ宇髄様のせいで全然顔上げれない…)』
地面に視線を落としていると、歩み寄ってきた時透の足が見えた。
時透「A」
名前を呼ばれAはゆっくり顔を上げる。
そこには不安げな時透の顔があった。
時透「ちょっと良い？」
二人は場所を変えて人気のない雑木林まで来ていた。
Aは時透の後ろを歩いていたが、その右手は時透にしっかり握られている。
『(ここまで一切会話なかったけど流石に気まずい…)
あの無一郎さん、また何かご用があって来たんですか？』
時透の足がﾋﾟﾀﾘと止まる。
時透「……の」
『え？』
時透「用がないと…僕はAに会っちゃいけないの？」
『！？』
予想してない返答にAは言葉を失う。
時透「さっき宇髄さんが言ってたこと本当なの？」
『あっ……そうですね……何であんなことしたのか解らなくて…宇髄様は惚れてるからだって仰ってましたけど、そんなわけな「そうだよ」………へ？』
時透は振り返って言う。
時透「僕…Aのこと好きだよ」
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橘 - うわ〜！無一郎がついに、ついに告白を〜！ (1月7日 5時) (
レス) @page49 id: f80cf1a544 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» ありがとうございます！お陰様で続編も殿堂入りしました✨ホントに皆さんに感謝です😭 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃむん(プロフ) - すいません、こっちでしたね、殿堂入りおめでとうございました🥺続編もあと一票、イケるイケる♡ (11月1日 14時) (レス) id: 8b24830e41 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 無一郎が告白した〜❗これから夢主ちゃんと無一郎がどうなるのかすごく気になります❗ (8月9日 23時) (レス) @page50 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - salomeさん» 初めまして！いつもなんてとても光栄です。今後の展開も頑張ります!! (8月7日 21時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪花菜 | 作成日時：2023年7月14日 19時
