4 二度目の ページ5
夢主side
そして現在、わたしはこの1年の間
霞柱と接触しないよう、日々を過ごしている。
そんなことを思い出しながら、中庭の綺麗な花や池を見ながら歩く。
『(はぁ、今思い出しても やっぱり落ち込むなぁ…)』
鬼殺隊の柱は、他人にも自分にも厳しい。
柱の中でも怖がられているのは、不死川様や伊黒様だろうけど、わたしはそこまで怖いとは感じない。
彼らはどの後輩にも厳しく接しているが、
そこには(気づきにくいが)こちらの今後を思って言ってくれてるところがある。
(このことを先輩隊士の村田さんや隠の後藤さんに言ったらすごい引かれた)←
でも、霞柱は違う…
あれは心配や思いやりなど微塵もない。
ただただ本心から言っているものだ。
あの目を思い出す度に、恐怖で顔が引きつる。
出来れば今後も会わないように過ごしたいけど……
『さすがに無理があるよなぁ……』
？「何が？」
ピシッッッ……………
そんな効果音が付きそうなほど、空気が凍る。
けどそれはわたしの周りだけである。
何故かというと………………
時透「ねえ、聞いてる？」
霞 柱 が 話 し か け て き た か ら
わたしは霞柱の顔を見ず、体をぐるッッと後ろに向けて
素早く膝まづく。
『も、申し訳ございませんっ！霞柱様っ』
絶対声裏返ってるよ！動悸がすごいことになってるよ！
時透「何で謝るのかわからないんだけど、ところでさっきの………なんだっけ？」
忘れた。と言う霞柱に しのぶさんの言葉を思い出す。
彼は記憶に障害があり、昔のことを覚えておらず、今も数刻前のことでも維持が難しいとか…
今日の診察も恐らく、その件だろう。
『か、霞柱様、どうしてこちらに？診察は終えられたのですか？』
時透「終わったからここにいるんだよ」
言い方！(泣)
時透「銀杏の羽織…君が四宮で合ってる？」
『は、はい！』
時透「そう、じゃあさっさと行くよ」
『！？、ぇ、え？』
そう言って歩きだす霞柱の背中を見る。
混乱して付いて来ないわたしを面倒くさそうに振り返る霞柱に反射的にうつむく。
時透「聞いてないの？」
『な、何をで「カアァァ！A、任務ダー！」
わたしの言葉を遮り、鎹鴉が飛んできて言う。
「南南西ノ村ニ鬼ノ被害アリ！
霞柱ト共ニソコへ向カエー！！」
…………嘘でしょ
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橘 - うわ〜！無一郎がついに、ついに告白を〜！ (1月7日 5時) (
レス) @page49 id: f80cf1a544 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» ありがとうございます！お陰様で続編も殿堂入りしました✨ホントに皆さんに感謝です😭 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃむん(プロフ) - すいません、こっちでしたね、殿堂入りおめでとうございました🥺続編もあと一票、イケるイケる♡ (11月1日 14時) (レス) id: 8b24830e41 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 無一郎が告白した〜❗これから夢主ちゃんと無一郎がどうなるのかすごく気になります❗ (8月9日 23時) (レス) @page50 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - salomeさん» 初めまして！いつもなんてとても光栄です。今後の展開も頑張ります!! (8月7日 21時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪花菜 | 作成日時：2023年7月14日 19時
