29 気まずい帰り道 ページ30
夢主side
昼餉を食べ終え、私と霞柱は帰ることになり、煉獄様は任務に赴くことになった。玄関で千寿郎くんと別れ、棟門の前で煉獄様を見送る。
煉獄「では、またな！二人とも」
『はい煉獄様、お気をつけて』
煉獄様と別れ、その場には私と霞柱だけ。そこで私はハッとなる。
『(そういえば私、任務以外で霞柱様と二人になったことない!!(汗))』
非常に気まずい！任務中は鬼の情報交換とかで会話できるし、帰りは私が隠の手伝いするから別々だし！
『(このままだと一緒に帰る流れ…難易度が高すぎるっ！)か、霞柱様、私その辺散歩してから帰るのでここでお別れです』
今日はありがとうございました、と言ってその場を立ち去ろうとした…が
時透「じゃあ僕も一緒に行く」
『え"っ』
時透「なにその反応」ﾑｽｯ
『いえっ何でもないです！大丈夫です！』
結局霞柱と町を散歩することに……こんなことならとっとと帰れば良かった(泣)
しかも霞柱は私の隣にピッタリくっついてる…
後ろか前を歩こうとしてもしっかり歩幅を合わせてくる…
『(名前よりまずこっちの特訓するんだった!!)』
時透「四宮はさ、弟がいたの？」
『へ!?っあっはい！、って霞柱様、何で知って…』
時透「煉獄さんから聞いた」
『あっそうでしたか！はい、私には１個下の弟がいました。私が九歳の時に亡くなりましたけど…』
時透「…それって鬼に殺されたの？」
『…そう、ですね。私も殺されかけて、その時に助けていただいた方が、私の育手なんです』
時透「ふーん」
びっくりしたぁ。霞柱が質問するなんて…
よく考えたら霞柱からこんなこと聞かれるの初めてだよね…
何となく霞柱の方を見ると目がバッチリ合った。
思わず逸らしそうになったけどグッと堪えた。ﾎｯ)特訓の成果だ。
時透「何？」
『あ、いや、霞柱様からそんな事言うの初めてだなぁと…』
時透「…四宮は、僕以外の柱とはよく話すの？」
『あー、そうですね。皆さんとは任務でよくお世話になってるので』
時透「そう…」
な、何だろう…心なしかちょっと元気ない気が…
『えっと…霞柱様は今までずっと一人で任務なさってたんですか？』
時透「そうだね。居たって邪魔なだけだし。
皆僕より弱いから」
……確かにそう…今はこうして一緒に任務させてもらってるけど、正直私は必要ないんじゃないかって思う時もある。
『(だけど…そんなの…)』
時透「どうかした？」
『っ！い、いいえ何も！』
「カァァァ！」
『「！」』
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橘 - うわ〜！無一郎がついに、ついに告白を〜！ (1月7日 5時) (
レス) @page49 id: f80cf1a544 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» ありがとうございます！お陰様で続編も殿堂入りしました✨ホントに皆さんに感謝です😭 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃむん(プロフ) - すいません、こっちでしたね、殿堂入りおめでとうございました🥺続編もあと一票、イケるイケる♡ (11月1日 14時) (レス) id: 8b24830e41 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 無一郎が告白した〜❗これから夢主ちゃんと無一郎がどうなるのかすごく気になります❗ (8月9日 23時) (レス) @page50 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - salomeさん» 初めまして！いつもなんてとても光栄です。今後の展開も頑張ります!! (8月7日 21時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪花菜 | 作成日時：2023年7月14日 19時
