28 どんどん知らされる現状 ページ29
時透side
煉獄さん家での鍛練が終わったから帰ろうと思ったけど、「折角だ、このまま昼餉にしよう！」てなったので、僕らは部屋に向かってる。
千「あ！皆さん、お疲れ様です」
煉獄「ああ！千寿郎」
時透「誰？」
『ﾎﾞｿｯ)煉獄様の弟さんです』
あー確かに似てる…
煉獄さんがその子に昼餉のことを伝えると
千「わかりました。すぐ準備しますね」
煉獄「俺も手伝おう！」
千「あ、いえ兄上はこの後任務もありますし、休んでいて下さい」
煉獄「むう…だが『私がお手伝いします！今日は任務も入ってないので大丈夫です』おぉそうか、では頼むぞ！四宮」
千「で、でもAさんもお疲れでは？」
『平気平気、ほら行こ！千寿郎くん』
お二人とも失礼します、と言ってあの子の肩を押して去ってく四宮。それに少しムッとなる。
時透「(随分仲良いな…あの子も四宮のこと名前で呼んでたし)」
僕と煉獄さんは部屋で待つことになった。
時透「四宮とあの子、仲良いんですか？」
煉獄「む？千寿郎のことか？そうだな、千寿郎も四宮といる時は笑顔が多いからな！実を言うと、俺の家ではなく生家で鍛練を頼むのも千寿郎が喜ぶからという理由もある！」
その言葉にまたムッとなる。それだけ四宮はよく此処に来てるってことだ。
煉獄「それに、四宮も弟がいたから千寿郎にそれを重ねている部分もあるのだろう！」
時透「("いた"ってことは…)四宮の弟、死んでるんですか？」
煉獄「うーむ…すまないがそれは俺の口から言うべきことじゃない。気になるなら本人に聞いてみるといい！
しかし、驚いたな！他人には無関心だと思っていた君が、まさか四宮のことを知りたがるとは」
時透「…ぁ」
そう言えば…何で僕こんなこと聞いてるんだ？
聞いたってすぐ忘れ…………いや、何故か四宮に関係することは覚えてる。任務のことも特訓のことも。
煉獄「まあ共に戦う相手を知ることは大事なことだ！君は柱の中では一番四宮と関わりがないだろうからな！」
時透「っ」
…なんだ？本当のことを言われただけなのに……
何でこんな苦しいんだ？
煉獄「？ どうかしたか、時透？」
時透「………なんでもないです」
煉獄「そうか。心配するな！今は知らないことばかりでも、これから知っていけばいい！四宮もそう考えて君と関わることにしたんだと思うぞ」
時透「！」
ｶﾞﾗｯ)『お待たせしましたー！』 千「用意できました」
煉獄「おぉそうか！二人ともありがとう！」
時透「…………」
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橘 - うわ〜！無一郎がついに、ついに告白を〜！ (1月7日 5時) (
レス) @page49 id: f80cf1a544 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» ありがとうございます！お陰様で続編も殿堂入りしました✨ホントに皆さんに感謝です😭 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃむん(プロフ) - すいません、こっちでしたね、殿堂入りおめでとうございました🥺続編もあと一票、イケるイケる♡ (11月1日 14時) (レス) id: 8b24830e41 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 無一郎が告白した〜❗これから夢主ちゃんと無一郎がどうなるのかすごく気になります❗ (8月9日 23時) (レス) @page50 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - salomeさん» 初めまして！いつもなんてとても光栄です。今後の展開も頑張ります!! (8月7日 21時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪花菜 | 作成日時：2023年7月14日 19時
