16 幸福から絶望 ページ17
夢主side
伊黒「(わからないわけあるか戯けが。だったらなぜ1,2回しか会っていない者の顔と名前をこいつが覚えてるんだ？その様なことは赤子が流暢に言葉を話すのと同じくらい有り得んことだぞ)」
『(否定はしませんけど大分失礼なこと言ってますよ！？)』
わたしが任務で何かしたのだと信じて疑わない伊黒様。
わたし貴方に何かしましたか(泣)
そんなやり取りをしているうちに甘露寺さんは全て食べ終えたようだ。あと残るは霞柱のみ。
未だにこっちを見て食べ続けるから気が気じゃない。
甘露「あっそうだ！Aちゃん、これあげるわ」
そう言って甘露寺さんが差し出したのは小箱で、そこには
『…キャラメル？』
甘露「そっ。これねとっても美味しいのよ〜！前にしのぶちゃんから、Aちゃんは頭を使いながら戦うから脳への栄養が大事だって言ってたの思い出したの。
甘いものが１番って聞いたから良かったら貰って」
『…ありがとうございます。今食べてみてもいいですか？』
勿論よ！と言ってくれたので、箱から一粒のキャラメルをだし、口にいれる。
『！……すっごく美味しい…』
甘露「良かった〜！気に入ってくれて」
『ありがとうございます、甘露寺さん。大事に食べますね』
甘露「どういたしまして！」
「良かったな甘露寺」「うん！」と目の前の二人のやり取りを見ながら、甘露寺さんの優しさと口内に広がる甘さに
自然と笑顔が零れた。
時透「…………………」
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
その後、霞柱もご飯を食べ終えたので店を出てから、少し歩いたとこで二人と別れる。
甘露「今日はありがとう！とっても楽しかったわ！」
『此方こそありがとうございました。伊黒様もありがとうございます。結局ご馳走になってしまって……』
伊黒「甘露寺のついでだ。礼など不要だ」
二人ともまたねー！と言って手を振る甘露寺さんと伊黒様に軽く会釈をして見送った。
残ったのはわたしと霞柱だけ。
…まだ視線をビシバシ感じるけど……早く用を聞いてとっとと帰ろう！
『あの…霞柱様、ご用とは何ですか？』
時透「……君さ、
僕のこと怖いってほんとなの？」
ちょっと待て落ち着けわたし今霞柱僕のこと怖いってほんとなの？って聞いたよねこの聞き方から誰かからその事聞いたってことだよねじゃあまずわたしが聞かなきゃいけないことは何時どこで誰から聞いたかだよし！(この間３秒)
『霞柱様それ何時どこで誰から聞きました？』←棒読み
時透「…えっと」
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橘 - うわ〜！無一郎がついに、ついに告白を〜！ (1月7日 5時) (
レス) @page49 id: f80cf1a544 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» ありがとうございます！お陰様で続編も殿堂入りしました✨ホントに皆さんに感謝です😭 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃむん(プロフ) - すいません、こっちでしたね、殿堂入りおめでとうございました🥺続編もあと一票、イケるイケる♡ (11月1日 14時) (レス) id: 8b24830e41 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 無一郎が告白した〜❗これから夢主ちゃんと無一郎がどうなるのかすごく気になります❗ (8月9日 23時) (レス) @page50 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - salomeさん» 初めまして！いつもなんてとても光栄です。今後の展開も頑張ります!! (8月7日 21時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪花菜 | 作成日時：2023年7月14日 19時
