10 彼女の戦いかた ページ11
時透side
任務を終えて自分の屋敷に戻る前に、
僕は蝶屋敷に向かった。
理由は胡蝶さんに言われたからだ。
今日の診察が終わった後、僕が
「この屋敷に四宮Aって子いますか？合同任務入ってるんだけど」
お館様から聞いた名前を言うと、胡蝶さんともう１人の隊士(アオイ)が驚いた顔してたけど、すぐに居場所を教えてもらいそこに向かおうとした。
その時に、
胡蝶「時透さん、任務が終わったら蝶屋敷まで報告に来て下 さい」
…鎹鴉使えばいいのに、とも思ったが有無を言わさない感じがあったので了承した。
それで今に至る。
時透「(まあ、僕も聞きたいことできたから丁度いいけど)」
そう考えてるうちに、胡蝶さんのとこまで着いた。
数時間前に来た診察室の戸を開く。
胡蝶「あら、時透さん。任務お疲れ様です。
思っていたよりも早かったですね」
時透「…割と早く頚斬れたので」
胡蝶「Aさんと上手く連携が取れたみたいですね」
良かったです！っと言って微笑む胡蝶さんを見て疑問に思ってたことを聞く。
時透「あの子…いつもああいう戦い方してるんですか？」
かなり抽象的な言い方したけど、
胡蝶さんはわかったみたいだ。
胡蝶「えぇ、そうですよ。Aさんは、
相手の能力、攻撃の形式やクセなどを
様々な情報から収集し、分析するのに長けています。
そして、相手の力が最大限に発揮される前に防ぎきる素早い剣技を持っている。
つまり、仲間を援護し、守ることにとても優れた剣士です」
…鬼の頚を斬るよりも、仲間を守ることを優先する戦い方。
別に悪いことではないけど
時透「けど…それって結局、人任せってことですよね」
胡蝶「では聞きますが、時透さん…
Aさんは気づくことができて、あなたは気づくことが出来なかったこと
そのお陰で助かったなど今回の任務でなかったですか？」
時透「……」
胡蝶「ふふ、あったみたいですね」
……まるで見てたみたいな言い方だな…
時透「……あの子が四方からの攻撃を全て斬ったのを見たけど
あの速度は一般隊士じゃ普通できない。
あれは僕達に匹敵してました」
胡蝶「はい。彼女の扱う"時の呼吸"は時間の流れに反すると錯覚させるような攻撃速度が必要になります。
でもそれと同時に必要となるのは、
攻撃の来る位置や威力などを正確に見極めることです」
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橘 - うわ〜！無一郎がついに、ついに告白を〜！ (1月7日 5時) (
レス) @page49 id: f80cf1a544 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» ありがとうございます！お陰様で続編も殿堂入りしました✨ホントに皆さんに感謝です😭 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃむん(プロフ) - すいません、こっちでしたね、殿堂入りおめでとうございました🥺続編もあと一票、イケるイケる♡ (11月1日 14時) (レス) id: 8b24830e41 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 無一郎が告白した〜❗これから夢主ちゃんと無一郎がどうなるのかすごく気になります❗ (8月9日 23時) (レス) @page50 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - salomeさん» 初めまして！いつもなんてとても光栄です。今後の展開も頑張ります!! (8月7日 21時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪花菜 | 作成日時：2023年7月14日 19時
