ダイヤモンド・ガール！ー2 (ページ43)

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悲しそうな顔だけど、どこか真剣な目をしている剛典・・・

岩「ごめんな・・・麗華にあんなことを言わせたのは俺だし、ちゃんと断んなかった俺が悪い・・・全部悪いのは俺だ・・・」

段々と私の手を握る剛典の手の力が弱くなっていく。

私はそんな弱った剛典の手を握り返した。

岩「・・・！？」

『剛典の・・・ばか・・・』

そうつぶやくと、剛典はシュンとし、

岩「・・・ごめｎ『私もごめん・・・』・・・え？」

『私・・・剛典のことを気づいてあげられなかった・・・何年も一緒にいるのにね・・・幼馴染だからといって全部知っているなんて、そんなの思い込みだよね。それにそんな昔の事を今までずっと気にしててくれて・・・私がずっと剛典に・・・重い負担をかけさせて・・・私が悪いの・・・』

岩「それは俺がはっきりしなかったから、俺が悪いんだ。Aは悪くない。」

『違うの、私がー・・・』

岩「いやいや、俺がー・・・」

私が悪い、俺が悪いが延々と続いていた。

『フフフ(笑)』

岩「なんで笑うんだよ～？真面目に話しているのに・・・・」

だって、ねぇ？

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