検索窓
今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:1,108,247 hit

74 ページ25

コト・・・




『はい、お茶。』









岩「ありがと・・・」








『それで、話って・・・?』







岩「麗華の事・・・」







やっぱりか・・・






『うん・・・辞めたよ。』








岩「本当だったんだな・・・









ごめんな。気づかないふりしてて・・・」








え・・・・







『どういう意味・・・?』








岩「あの料理を振る舞ってくれた時さ、麗華が全部作ったって言ってたじゃん?
最初は信じてたんだよ。Aと臣さんがいない間に少し食べたんだけど、明らかにAの作る味しかしなくてさ。
んで、これAの作るやつと味一緒だって言ったら、麗華の目が泳いでたんだ。麗華が嘘を付く時の癖。これで、確信していたわけ。」








何よそれ・・・









『なんで・・・?麗華が作っていないのを分かっていたのに、何ですぐ言わなかったの?』








岩「当たり前だろ・・・言えねーよ・・・」








『・・・・・』







辛そうにうつむく剛典・・・








そして、私の方を向いて








岩「A、少し昔話しよっか。」







ポンポンとソファを叩いて、隣に来るようにする。







昔話・・・?





75→←73



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (826 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1285人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Milky Way | 作成日時:2015年5月19日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。