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コト・・・
『はい、お茶。』
岩「ありがと・・・」
『それで、話って・・・?』
岩「麗華の事・・・」
やっぱりか・・・
『うん・・・辞めたよ。』
岩「本当だったんだな・・・
ごめんな。気づかないふりしてて・・・」
え・・・・
『どういう意味・・・?』
岩「あの料理を振る舞ってくれた時さ、麗華が全部作ったって言ってたじゃん?
最初は信じてたんだよ。Aと臣さんがいない間に少し食べたんだけど、明らかにAの作る味しかしなくてさ。
んで、これAの作るやつと味一緒だって言ったら、麗華の目が泳いでたんだ。麗華が嘘を付く時の癖。これで、確信していたわけ。」
何よそれ・・・
『なんで・・・?麗華が作っていないのを分かっていたのに、何ですぐ言わなかったの?』
岩「当たり前だろ・・・言えねーよ・・・」
『・・・・・』
辛そうにうつむく剛典・・・
そして、私の方を向いて
岩「A、少し昔話しよっか。」
ポンポンとソファを叩いて、隣に来るようにする。
昔話・・・?
・
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作者名:Milky Way | 作成日時:2015年5月19日 10時