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『・・・ん。』
久しぶりによく寝たかも。
最初は人のベッドに慣れなくて、眠れなかったけれど・・・
布団の温もりが心地良くて、いつの間にか寝てたみたい。
メガネ、メガネ・・・あった。
視界がくっきりと見える。
ベットから出て、部屋を出る。
リビングにつながるドアを開けると・・・
ソファで気持ちよさそうに眠っている登坂さんの姿が・・・
もう少し寝かせてあげようかな。
今日は一旦家に帰ろうかな・・・
それに、しばらく実家の方に帰ろうとも思う。
お母さんとお父さんに無性に会いたくなる、こういう時って。
臣「・・・A?起きてたの?」
『うわ!・・・おはようございます。』
臣「朝からナイスリアクションだな(笑)おはよ。」
むくりと起き上がる登坂さん。
『登坂さん、今日仕事は・・・?』
臣「ん?今日は、みんなオフだよ。だけど、俺ボイトレ行かなきゃなんないんだよね。」
オフでも忙しそうだな・・・
登坂さんはバサバサと布団を畳む。私はそれを見ながら、話しかけた。
『あ、そうなんですね。泊まらせてくれたお礼に朝ごはん、作りますね!』
臣「え、まじで?サンキュ。」
私はすぐに準備に取り掛かった。
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作者名:Milky Way | 作成日時:2015年5月19日 10時