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慌てて顔を上げればコーヒーと軽食を持って
席に着くゆずるさん。
《ほら、話しかけちゃいなよ！》
「いや…休憩中だし申し訳ないよ…」
きっとあの食事の量の感じだとそんなに時間ないんだよね…
なのに私が話しかけたら休めないよね…
《こんなこと2度あるとは限らないよ！
ほら、行っておいで！》
椅子から半ば強引で下ろされる形で席を離れれば
友人は《頑張れ》と口パクでウインク。
これ、行かなきゃ戻らせて貰えないやつじゃん…
「あ、あの…」
『はい？』
「アインシュタインの河井さんですか？」
『はい。そうですけど…って、あなた前の席の方にいましたよね？』
「え？」
うそ…ゆずるさん私見えてたの？
「見えてたんですね…面白かったです。」
『それは良かった。今日とは言わず、毎回僕らのライブ来てくれてますよね？』
「ええ！？」
あまりにも声が出てしまってゆずるさんに笑われる。
近かったのは今日だけなのに…毎回来てるの知ってるんだ…
『ああ…すみません。お友達待たせちゃいましたね。
また来てください。』
「はい、絶対行きます！あの…迷惑かもしれないんですけど…」
とカバンの中に入っていた小さいノートとペンを差し出す。
『ああ、全然良いですよ。』
はい。と手元に戻ったノートを抱えてお礼を言って席に戻った。
《良かったね！》
「緊張した…」
会えたのは嬉しいけど…
奇跡が重なりすぎて今度どんな目で見たらいいか分かんないよ…
------
《ゆずる〜、あの子、今日も来てたで。》
『え？マジで？』
《うん。さっきそこのカフェにおった。》
『ふーん…』
《………》
『………』
『……腹減った。ちょっとあのカフェ行ってくるわ。』
《おう。》
《…河井さん、行きました？》
《うん、行ったわ。あれ隠してるつもりなんかな？(笑)》
《本人は隠せてるつもりなんでしょうね(笑)
毎回スタンバってる時顔ゆるゆるなんですよ(笑)》
《ゆずるもあんなことなんねやな(笑)
まあ、ゆっくり見守っとくか。》
《そうっすね(笑)》
正義のヒーローよりも【Kenshiro.K】→←いつも【Yuzuru.K】
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さっちゃん(プロフ) - 有ﾘあさん» リクエストありがとうございます！続編での更新になると思いますのでしばらくお待ちください💦 (2022年10月22日 22時) (
レス) id: ac2fd73a5b (このIDを非表示/違反報告)
有ﾘあ - お忙しいところではありますが、リクエストさせてください。最近バイトで先輩との人間関係に困ってあまり行きたくないです…なので盛山さんに応援してもらいたいです！ (2022年10月17日 21時) (レス) id: 9f585e7817 (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - 藻ズクさん» コメントありがとうございます🙇♀️申し訳ないのですが、曲パロは歌詞に引っ張られすぎて作品にならなくなってしまうので難しいです💦申し訳ないです (2022年10月17日 18時) (レス) id: ac2fd73a5b (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - なごみんさん» いえいえ！大変お待たせしました💦またお願いします！ (2022年10月17日 18時) (レス) id: ac2fd73a5b (このIDを非表示/違反報告)
藻ズク - 初めまして！リクエストの前に質問なのですが、曲パロって出来ますか？ (2022年10月17日 17時) (レス) id: 9f585e7817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2022年9月4日 20時
