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『ほんま…何も分かってない。
初めて会った時から俺がどんだけお前を見てたか…』
そう言いながらゆっくりと近づいてくる河井さん。
ベッドの軋む音が私に警報を鳴らす。
いつもの河井さんと違ってずっと怒られてた時の顔をしていたから怖くて後ずさる。
ベッドの上だから逃げ場なんて限られているのに。
河井さんに肩を軽く押され、視界はさっきと同じ。
『朝毎日お前に1番に挨拶するんも、缶ジュース買っとくんも、
俺なりに周りの男に牽制してたつもりやってんけどな。
あの感じやったら知らんやろ？A…会社の人間に狙われてるん。』
缶ジュースって買い間違えたんじゃ…
そんなことより、後半の部分に引っかかっていた。
「会社の人に狙われてるなんて…そんなわけ…」
言い切る前に降ってくる河井さんからのキス。
全部信じられなくて、悪い事をしてるみたいで抵抗したいけど、思うように動けない。
「んっ…河井さっ…」
『…はぁ…』
私から離れると、河井さんはジャケットを脱ぎ捨て、ネクタイをほどく。
「えっ…ちょっと、河井さん…？」
はだけたシャツと色っぽい表情にどこを見たら良いか分からない。
もう一度私に覆い被さると、耳元まで顔を近づけて
『で？Aからの返事、まだ聞いてないねんけど…』
近すぎる距離と耳元にかかる息がくすぐったい。
でも、こうは言うけど私はずっと前から…
「私も…河井さんが好きです…」
そう伝えると、いつもみたいにふっと笑って
『じゃあ、もう遠慮せんから。Aは俺のもんな。』
その後はご想像にお任せします…
『は〜？何でやねん！何のために…』
「すみません…でもどうしても言わないで欲しいです…」
改めてお付き合いする事になったけど、河井さんの立場も考えて言わないでおくことを提案した。
『俺会社で他の男に狙われるお前を見なあかんって事？』
「そういう訳じゃ…」
『はぁ…じゃあ分かった。会社では付き合ってることは内緒にする。
その代わりに、これ。絶対付けといて。』
「ネックレス！？」
『ちゃんと付けといてな？そ付けへんかって言い寄られるようなら
立てへんくして仕事行かれへんようにするわかもな？』
「それは困ります…」
優しかった河井さんは付き合うと少し意地悪な一面もあるみたいです。
ちょっと大人が過ぎました…(゜゜)…
少し長めのお話になってしまいました！すみません
m(_ _)m
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さっちゃん(プロフ) - 紗々さん» 仕事帰りに…のやつですよね！かしこまりました👍まだ書いてないので変更しますね！ (2022年9月6日 23時) (
レス) id: ac2fd73a5b (このIDを非表示/違反報告)
紗々 - すみません！リクエスト変更大丈夫ですか？この前のゆずるさんの作品を盛山さんに変更出来ますか？描き始めてたらすみません💦 (2022年9月6日 10時) (レス) id: 9f585e7817 (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - ゆらゆらさん» リクエストありがとうございます！少し溜まっていてかなりお時間頂くかも知れませんがご了承ください💦 (2022年9月4日 12時) (レス) id: ac2fd73a5b (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - まにゃさん» 感想ありがとうございます！私なりにこだわっている所を褒めていただいて凄く嬉しいです🙌💕もうすぐ第4弾更新出来そうなので今しばらくお待ちください💦 (2022年9月4日 12時) (レス) id: ac2fd73a5b (このIDを非表示/違反報告)
ゆらゆら - 初めまして！リクエストで、この作品の最初のページの川西さんのお話を河井さんバージョンで書いていただくことは可能ですか？川西さんと同じくらい大人な雰囲気でバチバチに嫉妬してもらいたいです！ (2022年9月2日 8時) (レス) id: 9f585e7817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2022年8月1日 18時
