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リリー「無理やない。ご飯行くって決めたんやろ？」
「そうですけど…」
リリーとAの声。ホンマにアイツら仲ええな。
リリー「ゆず兄そんなんで断るような人ちゃうから。」
俺……？
いや、Aが俺とご飯行きたい訳ないよな…
もっと話せる奴おるやん…
もしかしたら…？
もしそうやったら、今日逃したら一生無理なんちゃうん？
俺これ知らんぷりしたら、他のやつと…とかも有り得るよな…
そんなん耐えられへんわ。
『何してんの？』
偶然を装って話に入る。
こっちを見てびっくりする2人。Aに至ってはびっくりして固まってもうた
リリー「あ、ゆず兄ちょうど良かった。Aから話しあるんですって。ほら。」
「いや…あの…」
俺が来た途端口篭るA。
その状態から良い話はなかなか無いで？
-------
リリー side
これはダメや。ホンマにAゆず兄と話されん。
この状態でAゆず兄とご飯行きたがってましたって言ったらもっと萎縮するんちゃう？
でも、目の前にはゆず兄。
Aがご飯行ける良いチャンスやん…
「Aこの前ゆず兄が行ってた居酒屋行ってみたいんですって。
俺も何回か行ったことあるけどゆず兄の方が詳しいんちゃうかなって。」
漫才以外でこんなに頭フル回転させたの初めてや。
「えっ…」
否定しようとするAの肘を小突く。
お願いやから俺の努力を無駄にせんとってくれ。
『何やそういう事か。ええよ。行こか。』
とりあえず一安心。濱家さんと色々計画してよかった。
「じゃあ、また今度お礼にご飯。Aの奢りな。」
どこか嬉しそうな背中を見て俺もホッとした。
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さっちゃん(プロフ) - もりさん» コメントありがとうございます！毎回褒めていただいてモチベーションになります！これからもよろしくお願いします🙇♀️ (2022年6月19日 12時) (
レス) id: ac2fd73a5b (このIDを非表示/違反報告)
もり - 完結おめでとうございます！！すっごい好きなお話で続きがすごい気になるような書き方をされていてとても凄いです...！お疲れ様です！ (2022年6月18日 22時) (レス) id: 0760d58626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2022年6月12日 12時
