12時間目 ページ13
貴女side
その日の授業が終わり、業と帰ろうとしたが業がいない。
またかよ!あいつは!
そう思っていると渚が荷物を持たずに教室を出ようとしたので、
貴「渚!どこ行くの?」
渚「Aさん。業君の所だよ。Aさんも一緒に行く?」
貴「行く!」
そうして、業のところに行くと、業は木のところに座っていた。
渚「業君。焦らないでみんなと一緒に殺ってこうよ。殺せんせーにマークされちゃったら、どんな手を使っても1人じゃ殺せない。普通の先生とは違うんだから。」
業(先生ね...)
貴「そうだよ業。殺せんせーとあいつは全然違うんだよ!」
業「やだね。俺が殺りたいんだ。変なところで死なれるのが1番ムカつく。」
業がそう言うと、
殺「さて、業君。今日は沢山先生に手入れされましたね。まだまだ殺しに来てもいいですよ。もっとピカピカに磨いてあげます。」
すると業が
業「確認したいんだけど、殺せんせーって先生だよね?」
殺「?はい。」
業「先生ってさ、命かけて生徒を守ってくれる人?」
殺「もちろん。先生ですから。」
業「そっか。良かった。なら殺せるよ。確実に。」
そういって、業は木から落ちていった。
は!?何やってんのあいつ!?そんな所から落ちたら死んじゃうじゃん。
私は急いで業を追おうとしたが、渚に止められた。
貴「渚!!お願い行かせて!!じゃないと業が!!」
渚「ダメだよ!そんなことしたらAさんまで死んじゃう!」
貴「それでもいいから!」
そんなことをしていると、殺せんせーが私達2人の横を通り過ぎていった。
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作者名:S&G | 作成日時:2018年4月7日 0時