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side ym

ずっと困惑している可愛い俺の彼女を強く

抱きしめた。

『伊野尾ちゃん。ごめん。今まで会えなくてごめん。俺、伊野尾ちゃんのこと忘れたことなんてなかった。心配かけてごめん。彼氏なのに守ってあげられなくてごめん。ほんとにごめ…っ』

俺のごめんは

伊野尾ちゃんの唇によって塞がれた。

「俺もごめん。記憶をなくした涼介が楽しく生きれるようにって思って居なくなってごめん。
ほんとにごめん…り…ょう…すけぇ…」

伊野尾ちゃんは泣きながら俺に強く抱きついてきた。

『伊野尾ちゃん』

「ふぇ?…っ」

キスしたら伊野尾ちゃんが真っ赤になっちゃった。

「…もぅ!涼介!」

『ふふふっ…ごめんね?』

「もう…もう離れないでね?慧を涼介から離さないでね…?」

『うん…もう一生手放さないから。』

俺達はそこで愛を誓った。

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伊野尾慧


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作者名:みー汰 | 作成日時:2017年3月27日 18時

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