モノクロ 【 Ryuto K. 】

変態教師 ページ3

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玲於｢ ん。｣


｢ え、職員室まで来てくれないの？ ｣


玲於｢ 職員室入んの嫌いだもん俺。 ｣


｢ …優しくない ｣


玲於｢ あーあ、今のでまた太ったよ。 ｣


｢ 関係ないし、ばか。 ｣







じゃ、あとは頑張ってって、ノートを乗っけて
そそくさと行ってしまった玲於くんに


心で きらい！って叫んでから、職員室に入る。






ああ、やだな

ほんとにいやだ









｢ …せんせい 、…数原先生。｣




眠たそうな顔でパソコンに向かってる、大きい後ろ姿









龍友「 …ほい、 あれAちゃん？ 」









こっちを振り向いて、
子供みたいに笑う、



私の大嫌いな先生








「 …これ、B組のノートです 」

龍友「 おー、一番乗り笑 」





さんきゅうね、ってノートを受け取ってあくび。




ほんと眠そう。やる気なさそう。

その明るい髪、なんとかした方が絶対いいのに

…教師のくせに。





龍友「 ふぁーあ、… 」





あくびばっかり。


預かったノートを適当にパラパラめくって
あーあ、みんな適当やなあーって笑う先生



先生がいちばん適当だけどね






龍友「 ほらみてや、間違ってるとこひとつもないわ。笑 」



ちなみにこいつ、テストで1桁取ったやつなーって。
…笑ったら子供みたい。








「 帰ります。」


龍友「 …ん 、暗いから気をつけんだよ。」


「 はい。」


龍友「 危ないって思ったらすぐせんせー！って呼んでや、どこでも駆けつけてあげるから。」





なんて言って、
呼んだってどうせイビキかいて寝てるでしょ。






龍友「 またあしたねAちゃん 」




ほら、

名前で呼ばないでって言ってるのに。




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