君の隣 * 【隼×龍友】

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みんなで集まった写真はいままでの写真の何倍も笑顔で撮れて、最高の思い出になった







午後6時

写真を撮った後『海の会はこれにて終了〜！』って言葉に、みんな帰る準備を始めた




焼けすぎた肌がヒリヒリして痛い

…日焼け止めしっかり塗ったのに



お別れまであと３時間






龍友｢ 久々にメンさんにでも会いにいこか？ ｣


隼｢ いや昨日も行ったけど笑 ｣






…ほんとみんなメンさん好きすぎ笑




帰る方向のバスに3人で乗ろうとして歩き出したら、









可愛い声が私を呼び止めた









スズ｢ …あの！！Aちゃん！ ｣









綺麗な格好をしたスズちゃんが名前を呼ぶ



隼でも亜嵐くんでも無くて、私を呼び止めたことにびっくりしてアホみたいな顔で振り向いた









｢ …ん？ ｣


スズ｢ あの、…もしかして帰っちゃう？ ｣


｢ うん？これから帰るとこだけど、 ｣









スズ｢ あの、あのね、この近くにいい感じのカフェがあるの！！一緒に行かない！？！！ ｣









どうして？

どうしてわたし？




疑問形しか浮かばなくて返答に困る

…隼じゃなくて、わたし？





スズ｢ 今日男の人から助けてもらったお礼もしたいし！…無理にとは言わないの！…出来れば！！ ｣




可愛い顔でそう言うから、
嫌だなんて言えるはずなくて






｢ …ちょっとだけなら、 ｣






って言ってる自分がいた






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