君の隣 * 【隼×龍友】

おまけ飯 玲於×龍友 ページ50

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玲於｢ …足りないんすよ気持ちが ｣

龍友｢ いや、…はい ｣



後輩の玲於に誘われたご飯にやっと行けたと思ったら、想像以上にお説教をくらって肉が不味くなる


…俺先輩やろ？





玲於｢ 小森先輩とAさんの仲取り持ってる場合じゃないですよ 、馬鹿なんですか？ ｣







…やばい今すっげえキレそうになったあかんわ




玲於｢ あ、肉焼けましたよなんですかその不貞腐れた顔、いらないんならもらいまーす ｣

龍友｢ …まてまてまて！食うって！ ｣





なんでこんな俺きつく言われなあかんねん…

こいつほんとに後輩やったっけ、…



玲於｢ 俺は龍友さんと結ばれて欲しいんですよ ｣



あ、やっぱ好きや


玲於｢ でも小森先輩の方がイケメンなのは事実だし ｣


…やっぱ嫌いや



玲於｢ いっそのこと駆け落ちしたらどうですか ｣

龍友｢ 絶対あほやろお前 ｣





相談乗ってあげるって言われたのにこれはもう説教






玲於｢ 実際部活も一緒で1番近い距離に居るのは龍友さんなんですよ 、もっとぐいぐい行きましょって ｣





もっとぐいぐい行けてたら 、苦労してないやん





玲於｢ 練習でホームランバコバコ打つとか ｣


龍友｢ …結構地味やな笑 ｣





好きって想うのは簡単やけど
言葉にするのは難しいやんか




玲於｢ Aさん可愛いっすもんね ｣

龍友｢ 可愛いな// ｣

玲於｢ 気持ち悪 ｣

龍友｢ お前そろそろほんとにキレるぞ ｣




すいませんって可愛い顔して謝るその顔が面白くてなんとなく許してしまうのが玲於



玲於｢ ほんとに好きなんですね 、Aさんのこと 、愛おしい目でいっつも見てますよ 」


龍友｢それをいっつも玲於が見てるんやな笑｣






玲於にはすべてお見通しなのに、
なんでAはわかってくれないんかな




玲於｢ 俺も一瞬Aさん好きになりかけました ｣

龍友｢ ふーん、……はっ？ ｣

玲於｢ だって可愛いんですもん ｣

龍友｢ おまえそろそろしばくぞ ｣




玲於｢ でも、龍友さんとAさん見てたらすげえ応援したくなって ｣



なんかこいつ、人の心掴むの上手いやん




玲於｢ 思ったことは口に出さないと伝わらないんやぞって言葉 、そっくりそのままお返ししますね ｣

龍友｢ なんで聞いてんねんそれ ｣





多分これから先の俺の恋愛相談相手は玲於らしい





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