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Aside
「イソップもう私の事どうでもいいのかなぁ…」
「あいつはそんなこと思ってねーっての、ったく自分に自信持て」
「っ、だって…いっつも私からだし、今だに触れようとするとビクついたりするし…好き、って言われたこと…一度もないし…約束忘れるし…」
「約束忘れるのは確かに最低かもな、でも最近あいつ試合重なってて多分疲れてたんだよ、イライもあいつのこと心配してたぜ」
「…気づいてあげれなかったなぁ、私、自分ことばっかりだ」
彼のことを考えれば考えるほどボロボロと止めどなく涙が溢れてくる。
ナワーブに慰めて貰っていると急にドアが開いた。
そこにはイソップがいた。
「Aさん！」
「…イソップ」
つい名前を呼んでしまいはっと気づいた
「ほら、A行けよ」
「…知らないこんな人」
「イソップに意地張るのやめろって」
「だって知らないし」
「Aさん、こっち向いてください」
「やだ！」
さっきまで泣いてたのなんか忘れて意地を張る。
「イソップには関係ない」
「おいおい、大ありだろ」
ナワーブに素直になれと口を挟まれる。
イソップが原因で泣いてるのなんかこれ以上知られたくない。
イソップの顔だって見たくない。
「Aさん」
イソップはそう言って私に抱きついてきた。
「やめて！触らないで！」
急にイソップに抱きしめられ、彼から抱きしめられたことなんてないからちょっと嬉しくなってしまう自分が憎い。
必死に抵抗するも彼も男だ。振り解けない。
「Aさんごめんなさい、謝って許されると思ってません」
ぎゅ、と抱きしめられる力が強くなる。
「僕、愛情表現とか、スキンシップとか苦手ですけどAさんのこと好きなのは本当なんです」
「 嘘だ」
「嘘なら貴方にこんなことしません、付き合いもしません」
「…ばか、イソップのばか…」
まだ素直になれずイソップにひどいことを言う。
「そうですね、僕は馬鹿ですね、愛しい彼女を泣かせるなんて…」
「しょうがないから許してあげる…」
そう言ってイソップを抱き締め返した。
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みっちゃんむい(プロフ) - ?さん» 教えて下さりありがとうございます！よくこれ間違えてしまいしかも気づかないドアホなのでとても助かりました！丁寧に読んで下さってありがとうございます！更新頑張りますね！ (2021年5月16日 8時) (
レス) id: 0998fc2b1a (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - すみません気になってしまって、一様ではなく一応です。お話楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください (2021年5月12日 10時) (レス) id: 6889652504 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃんむい(プロフ) - りりなさん» ほんとですか！ありがとうございます！どっちエンドになるかとか考えてなかったんですけどそういうの書いてみるのもいいですね！参考にさせてもらいます！ (2021年5月2日 11時) (レス) id: 0998fc2b1a (このIDを非表示/違反報告)
りりな - 関係性2のお話好きすぎる、、。エマちゃんエンドが見たいです、、、 (2021年4月18日 16時) (レス) id: 88b3cccd14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっちゃんむい | 作成日時：2021年4月5日 12時
