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Aside
「バルサーさん、ご飯持ってきましたよ」
声をかけても彼は手元に集中し、全く返事しない。
これもよくあること。
「バルサーさん！ご飯の時間ですよ！」
少し大きな声で言うが気づかない。
ここら辺でいつも気づいてくれるのに。
気安く触れるのも申し訳ないがご飯が冷めてしまう、そう思いバルサーさんに触れた時だった。
「ひぁっ！？」
「…ん？」
彼に触れた瞬間ビリッと強い電気が走り、思いっきり恥ずかしい声が出てしまった。
思わず口を手で塞ぎゆっくりとバルサーさんの方を見る。
「へぇ？君はそんな声も出せたんだね？」
…ッ聞かれてる！なんでこんな時に限って…！
「ち、ちが」
「もっと電気を流したら君はどんな声を出すのかな？」
そう言って彼がジリジリと近づいてくる
「ひっ、こ、来ないでっ！」
「うあぁぁ！？」
逃げようと手をバッと振りかざせば彼にあたってしまいまた痺れてしまう。
「隙を見せない君がこんなふうになるなんて…知らなかったよ」
2回も強い電気をくらって、くたりと力なく床に座り込む。
「君の顔見てるとゾクゾクしてきたよ、もっと私に見せておくれ」
これ以上はまずい、そう思うが立てない。
もうダメだと涙目になりながらぎゅっと目を瞑るとドアが開いた音がする。と言うか乱暴に開けられた音。
「よォ〜「囚人」のルカ君、うちの管理栄養士が世話になったな」
そこには傭兵のサベダーさんと空軍のマーサさんがいた。
「しゃべだー…さ、まーしゃ…？」
「ちょっと、バルサーさん、どういうことか説明してくれるかしら？」
チャキッと銃をバルサーさんの方に向け怒ってくれているようだ。
「え、え〜と、君たちどうして…」
「お前の部屋の前からAの痛がる声が聞こえて来てみればAがお前に遊ばれてたわけだ、覚悟しろ」
「A！もう大丈夫よ、私の部屋に行きましょ」
「うあっ！？ ごめ、まーさ…まだ痺れて…」
「…こほん、平気よ(えっちな声ね…)」
そしてバルサーさんはサベダーさんに小1時間怒られAはしばらくご飯を作りはしたがサベダーさんが運んでくれたと言う。
私にだけ【白黒無常 謝必安】→←甘い電気【囚人 ルカ・バルサー】
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みっちゃんむい(プロフ) - ?さん» 教えて下さりありがとうございます！よくこれ間違えてしまいしかも気づかないドアホなのでとても助かりました！丁寧に読んで下さってありがとうございます！更新頑張りますね！ (2021年5月16日 8時) (
レス) id: 0998fc2b1a (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - すみません気になってしまって、一様ではなく一応です。お話楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください (2021年5月12日 10時) (レス) id: 6889652504 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃんむい(プロフ) - りりなさん» ほんとですか！ありがとうございます！どっちエンドになるかとか考えてなかったんですけどそういうの書いてみるのもいいですね！参考にさせてもらいます！ (2021年5月2日 11時) (レス) id: 0998fc2b1a (このIDを非表示/違反報告)
りりな - 関係性2のお話好きすぎる、、。エマちゃんエンドが見たいです、、、 (2021年4月18日 16時) (レス) id: 88b3cccd14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっちゃんむい | 作成日時：2021年4月5日 12時
