見られてる【占い師イライ・クラーク】 ページ24
※現パロ、占い師ストーカー気質
Aside
「もうやだなんでなの、電話番号もメールアドレスも変えたのに…」
私のスマホは鳴り止まることなく、ずっと鳴り続けている。
一日に何回も、何時間も。
私はある日知らない番号からかかってきた電話をとってしまった。
「はい、もしもし」
「……」
「…？すみませんどちら様で…」
「君のことずっと見ているよ…」
そう言われた瞬間私は電話を急いで切った。
電話越しなのに、そのねっとりとした声に身体中鳥肌が立った。
知らない番号、知らない声。
私はその1回で気味が悪くて電話番号を急いで変えた。
なのに次はメールが届いた。
[電話繋がらなくなっちゃった]
[僕が電話をかけたから？まぁまたすぐ見つけるからね]
[待っててね♡]
「嘘、どうして…」
そう思った瞬間
[そんなの決まってるだろう？君が好きだからさ]
私はスマホを投げ出してしまった。
なに？どうゆうこと？聞こえてるの？
メールが来るタイミングがあまりにもよすぎる。
怖い。怖い。怖い。
それから変えた電話番号にすぐ電話がかかってくるようになり、メールも止まらない。
仕事も集中出来なくなり辞めてしまいずっと家に引きこもってしまっている。
このままではいけない。
実家に連絡しよう。
こんな私を見たら悲しむと思うけどしばらく休みたい。
家の電話から実家に連絡した。
お願い繋がって…！！
「はい、○○です」
「お母さん…私」
「あらA！珍しいわねどうしたの？」
「ごめん…今すぐ家帰っていい？」
「…ええ、帰っておいで、待ってるわ」
優しい母の言葉に助けられ思わず涙が出る。理由も聞かないところが母らしい。
電話を終わらせ、家に帰るために準備をし電車の時間を調べ外に出ようとした。
時だった。
ガチャ
何故か玄関のドアが開いた音がした。私ではない。だってまだ靴を履くためにしゃがんでいるから。
母でもない。今から帰る、と言ったから迎えに来るわけないし早すぎる。
＿＿＿＿じゃあドアを開けたのは一体誰？
頭が空っぽになる。恐怖で動けない。
「こんばんわ、月が綺麗な夜ですね？」
開いたドアから顔を出した長身の男は私を見下ろした。
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みっちゃんむい(プロフ) - ?さん» 教えて下さりありがとうございます！よくこれ間違えてしまいしかも気づかないドアホなのでとても助かりました！丁寧に読んで下さってありがとうございます！更新頑張りますね！ (2021年5月16日 8時) (
レス) id: 0998fc2b1a (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - すみません気になってしまって、一様ではなく一応です。お話楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください (2021年5月12日 10時) (レス) id: 6889652504 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃんむい(プロフ) - りりなさん» ほんとですか！ありがとうございます！どっちエンドになるかとか考えてなかったんですけどそういうの書いてみるのもいいですね！参考にさせてもらいます！ (2021年5月2日 11時) (レス) id: 0998fc2b1a (このIDを非表示/違反報告)
りりな - 関係性2のお話好きすぎる、、。エマちゃんエンドが見たいです、、、 (2021年4月18日 16時) (レス) id: 88b3cccd14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっちゃんむい | 作成日時：2021年4月5日 12時
