【文スト】本当の貴方を魅せて？【短編集】

彼女はイケメン 中i也side【中i原i中i也】 ページ7

中i也side


俺の彼女はイケメン過ぎる。男の俺よりかっこいい。正直そのイケメンさ分けて欲しい。


彼女は身長は女性にしては高め、髪は黒のストレート、脚が綺麗で、まつ毛が長い。


と、見た目は『美人』と言う言葉が似合う。


だが性格が超イケメン。


困っている人がいるとすぐ声をかけるし、気遣いが上手だし、頼り甲斐がある。


前も俺と高級レストランに行こうとして迷った時、Aが冷静に人に道を尋ねて無事たどり着いた。


それ俺がしなきゃなんねぇのに、てかまずこの俺がエスコート出来ないなんて…


「中i也さん、どうされました？」


中「なんでもねぇよ、ほら、仕事に戻れ」


「…はい」


Aにちょっとキツめな態度で言ってしまったかもしれない。


後で謝ろう、そう思いながら仕事を続けた。


▽


中「あぁ〜…疲れたな…」


やっと仕事が終わり、帰ろうとすると


「あ、中i也さん！中i也さんも仕事終わりですか？」


Aがいた。


中「っ、A！？手前まだいたのか！？お前はとっくに帰れる時間だろ？」


「今日は残業で。少し仕事残ってて…中i也さんがこの時間帯終わりなの、知ってたんです。これから飲みに行きませんか？」


中「おお！1人で飲むのは寂しいと思ってたとこだ。行くか！」


飲む時に謝ろう、そう思いながら上機嫌で店に入った。


▽


中「そういえばAよぉ…なんで俺を誘ったんだ？」


「いえ、特に意味などは…」


中「嘘つけ、お前が飲みに誘うなんて初めてだろ？」


「うっ…」


中「怒ったりしねぇから素直に言えよ」


「そうですね…今日、中i也さんが少し元気がなかった気がして…」


中「は？そんなことで誘ったのか…？」


「そ、そうですよね、すいません、私の勘違いなら…」


中「いや、俺逆にお前にキツイ言い方したなって反省してたんだぞ？お前が悪い事なんてしてねぇじゃねぇか」


「私キツイ言い方されてました？あ、お酒頼みましょうか？」


出た、コイツの天然タラシならぬ、天然イケメン。

あとキツイ言い方されたの気づいてねえコイツ。


中「お前ホンットにイケメンだよな…」


「？ えっと…ありがとうございます？」


Aのイケメンさは、他の奴に取られないか心配するほど。


俺はこれでも嫉妬してるのだ。


*:..｡


中「手前いつ会計した！？俺が奢るって…」


「私が誘いましたし…私にもたまにはかっこつけさせて下さい」


中「手前いつもイケメンだろ！」

怯えないで？ 【黒の時代太i宰】→←彼にご用心 【フiョiーiドiル・D】

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