隣の席 (ページ17)

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あそこのカフェ、他のケーキも美味しそうだったな

また今度行こうかなぁ、

あ、なひちゃん撮ったんだった
インスタに載せよ、笑

そう思ってスマホを取り出して
インスタを見ていたら、

『お～い、ながらスマホは危ないよ～？笑』

「えっ、まっ、な、なんでいるの？」

顔を上げたら壁にもたれながら立っている
チャニョルがいた

『お前らが帰ってる所見て、俺もちょーど上がりだったし？家まで送ってやろうかなって。悪い？』

「いや、でも送ってったら、チャニョルの帰り遅くなっちゃう... 」

それに2人っきりは ... 、

「こんな遅ぇのに1人で帰すかよ、ほら、帰るぞ」

って言いながら私の手を握ってズンズン歩き出した

「っえ、ちょっと待ってなんで手！！」

『だって暗いし？危ないじゃん』

だからってなんで手を握るの？恥ずかしい本当に、

意味分かんない、顔熱い、早くお家に、、

『恥ずかしい？笑笑』

「あ、当たり前じゃない」

だいたい今日会ったばかりでこんな展開になるなんて誰も思わないわよ普通...。

『ほら、お家着いたよ』

「わざわざありがとうございました... 」

『気にすんな～、また明日な！』

「うん、また明日」

と言った瞬間、チャニョルが私の頭を撫でてそのまま帰っていった

「 ....は、な、何なの今の... // 」

チャニョルから触れられた所が少しだけ
熱く感じた