陽キャの待ち受けが私だった件【2j3j】

第二話 ページ4

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外は土砂降り
靴は湿気のせいか何故か程よく濡れていて気持ち悪い
裏庭ではカエルの合唱が忌々しいほど響いている



『あーあ、社先生に捕まらなければ雨が降る前に帰れたかもしれないのに…』


そう言えば天気予報で雨降るって言ってたな
ちゃんと見とけばよかったよ









「＿＿あ、Aじゃん何してんの？」



『お、ローレンくん久しぶりです』



ロ「久しぶりだけど…傘持ってきてない感じ？」




この赤髪イケメンはローレン・イロアスくん。

一年生の頃ぼっちだった私に唯一話しかけにきてくれた人で運命か偶然か、委員会からオリエンテーションの班まで全部同じになってた記憶がある。




『そうなんです、偶然置き傘も前に持って行っちゃってもうびしょ濡れで帰ろうかなと…』



ロ「いや流石にそれは風邪引くわ、傘持ってく？」



『それだとローレンくんが濡れちゃいます』



ロ「いいよ俺は別に」



『じゃあすぐ曲がって家着くのでよければそこまででいいので送ってくれませんか？』




ロ「相合傘マ？俺は大丈夫だけどそっちは大丈夫なん」



『私ローレンくん以外に傘貸してくれる人と言うか友達居ないんですよ』




びしょびしょになりたくない一心でお願いすると、ローレンくんはなんとも言えないような顔をして、私を自分の傘へ入れてくれた


　
　

ローレンくん優しいんだよなめちゃくちゃに
陰キャに優しくしてくれる陽キャなんて現実で見た事ないよ


んで顔がいいってハイスペック過ぎて
女子なんて一撃よね




でもどうしよローレンくんファンに見られたら
私刺されちゃったりするのかな



　



















明「………」




不「あきにゃどしたん、傘忘れた？」




明「いやっ、別に…何もないよ大丈夫」











更新暫く遅れます
ほんとにすみません🙇‍♀️🙇‍♀️
今勉強頑張ってるので落ち着いたら更新しようと思います
待っていて頂けると幸いです🙏

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