プロ野球選手×短編集

清水優心 ページ2

『はあ、、、』


まただ。また失恋した。
恋をする度上手くいかないのはなんでだろうか。
いつも私が振られて終わる。


清水「まーたAさん失恋したんですか？笑」


あ、また来たゆーしくん。

ゆーしくんは私が失恋した後必ずと言っていいほど出会う。
タイミング良いのか悪いのか。


『ゆーしくん笑い事じゃないから〜！』

清水「すいません笑」

『.....私って恋しちゃだめなのかなー。』

清水「んーまだAさんが運命の人に出会ってないだけでしょ」

『運命の人？』

清水「神様が手伝ってあげてるんすよ。運命の人に出会って結婚するまでいろんな恋してみろー
　 ！的な？笑」

『何それ笑笑 どういうこと笑』

清水「自分でもよくわかんないです、笑」

『でもそれならはやく会いたいよ、運命の人笑』

清水「.......あの」

『んー？』

清水「それって.....俺じゃだめですか？」

『.....え？』

清水「運命の人.....もし運命の人が俺じゃなくても必ずなってみせます。」

『ほんとに...？』

清水「はい。ずっとAさんのこと好きでした。いつも失恋して泣いてるAとか落ち込んでる
　Aさん見ると俺まで悲しくなるんすよ。いつ言い出そうかも迷ってましたし...。」

『...』

清水「今Aさんが俺のこと好きじゃなくても必ず好きにさせてみせます！だから、」



"もう泣かないでください"

"俺がAさんのこと笑顔にしてみせますから！"



そう言って笑顔を見せてくれるゆーしくん。

この笑顔に救われる。
ゆーしくんの笑顔のおかげで失恋しても乗り越えられたのかも？

本当に感謝しないとなあ、笑


・

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その後運命の人が見つかったかって？

もちろん！見つかったよ〜笑 一安心。笑
でも見つかった、というかなってくれた...かな？


「Aー！」

『はーい！今行くね〜！』


やっぱりあなたに救われました。



ありがとう。ゆーしくん。

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