プロ野球選手×短編集

西川遥輝 ページ1

「Aもう帰ろーや」

『ちょっと待ってー』


『おまたせ！帰ろっか！』

「ん。」


そう言い手を差し伸べてくれる君。
今日はそういう気分なのかな？


『ふふっ笑』

「ん？」

『いや、可愛いなって笑』

「可愛いってなんやねん。」

『だって可愛いもん！笑』

「.....」


黙ってフードを被っちゃう。そういうとこも可愛いなあ、なんて思ってる自分がいる。


『でも遥輝はかっこいいの方が勝ってる！どっちの遥輝も好きだけど笑』

「俺も..」

『んー？』

「俺も可愛いAも、、、寝起きのAも好きやで...。」

『寝起きの私って！！絶対ばかにしてる！
　でも遥輝から好きって言ってもらえたの久しぶりだから嬉しい笑 遥輝そういうの全然言わないじゃ
　ん？笑 でもやっぱどんな遥輝も好き〜』


そう言いながら遥輝に抱きついてみる。


「ん...」


そうすると遥輝もぎゅっとしてくれた。



でも私見えたよ？



フードで隠れてた顔が赤くなってるとこ_____。

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