72、彼の腕 ページ24
日を追う毎に
売り上げを伸ばしているという
私渾身の一冊。
このまま行けば
ベストセラーも夢じゃないかもね♪
‥‥‥なんて、
夢みてる場合じゃなかった
つい先日
彼から新連載のコラムを頼まれた私
果たして上手くいくのだろうか‥‥、
不安要素盛り沢山だけど
やる前から諦める訳にはいかない
だから私は、テーマに沿って
自分の思いや考えを書き起こしてみた
「ふぅ‥‥」
何とか終わったぁ
後はこれを印刷して彼に渡すだけ‥‥、
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝーー
「おーい、今帰ったぞー」
あたかも自分ん家かのようにやって来たのは
「お！早速やっといてくれたみたいだなぁ♪」
紛れもなく私の彼、翔だった。
「おかえり。はい、私なりに書いてみたよ」
「マジさんきゅーな！校閲してもらったらまた持ってくるからよ」
あれ？
いつもみたいに中身チェックしないのかな？
「ねぇ、内容チェックしないの？」
「あぁ‥‥。そりゃまぁ、一回は目を通すかもしんねーけど、今はとりあえず良いだろ。そんな事より今はほら‥‥」
そう言って腕を広げる彼
何？
どーゆー事？
「ほら早くしろって！」
早くしろと言われても‥‥、
こう、かな？
広げられ彼の腕の中に飛び込み
ｷﾞｭｯっと彼を抱きしめた。
「やっぱこの匂い、安心すんわ」
彼の腕に抱かれ安心するのは
「私も‥‥」
彼だけではない
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翔ミー(プロフ) - ゆかりさん» いつも私の小説を覗いて下さりありがとうございます(ノ´∀｀*) (2017年3月1日 16時) (
レス) id: 3b9332d41c (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - しようちやんも大好きだよ (2017年3月1日 11時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔ミー
| 作成日時：2017年2月23日 16時
