58、彼の彼女 ページ10
この長い夜は
まだまだ終わらない‥‥。
広げられた脚の間に彼の身体が入り
自身の身に付ける衣服を脱ぎ捨てた。
艶めく逞しい身体‥‥、
この身体を
こんなにも近くに感じるなんて‥‥、
夢にも思わなかったあの頃
あの頃の私が見たら
きっと失神してしまうに違いない。
「‥‥どうか、した？」
「ううん、何でもないの‥‥」
「‥‥ホントに？ホントに大丈夫？」
「うん、大丈夫‥‥‥」
これから起きるであろう、その出来事に
心を震わせていた‥‥。
「痛かったら痛いって言ってね？そしたら‥‥」
たとえ痛かったとしても
その痛みはきっと‥‥、
「だっ‥‥、大丈、夫‥‥‥」
愛しさへと変わり
「いたっ、く‥‥、ない、よ‥‥」
私の幸せとなる。
「わた、し‥‥、すご、く‥‥幸せ‥‥だよ」
「A‥‥‥」
彼と一つに繋がり
零れ落ちる涙の雫‥‥、
彼はその涙を唇で拭い
「俺も、幸せだよ」と言ってくれた。
彼と付き合い始めて、今日で１ヶ月。
これでようやく、彼の彼女として
自分に自信が持てた気がした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 575人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翔ミー(プロフ) - ありぽん翔Love?さん» ご指摘ありがとうございます(ノ_・,)すぐに直しまーす(￣∇￣*)ゞ (2016年11月4日 22時) (
レス) id: 3b9332d41c (このIDを非表示/違反報告)
ありぽん翔Love?(プロフ) - 下から２行目が「ビックリさせいで」となってます！「させないで」じゃないでしょうか？ (2016年11月4日 20時) (レス) id: a1d883f3ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：翔ミー
| 作成日時：2016年10月23日 6時
