61、Ｓside ページ13
事が起きたのは数時間前の事‥‥、
その日の仕事を終え
マーネージャーに家まで送ってもらっている時だった‥‥。
ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ
震えた携帯を見ると‥‥、
‘お前の大事な姫は預かった。返して欲しければ今すぐ来い’
というメッセージと
Aの眠っている写真が送られてきた。
このメッセージの送り主は‥‥、佐藤だ。
「ごめん！その辺で降ろしてくれる？」
これはさすがに無視出来ず
途中で降りて、タクシーに飛び乗った。
「ごめん‥‥、遅くなって‥‥」
「いやー？思ったより早かったぜ」
二人のいる店に到着すると
バーカウンターに突っ伏して眠るAの姿があった。
「大分堪ってるみてーだから、起きたらちゃんとフォローしとけよ？」
「あ、あぁ‥‥、分かった」
「んじゃ俺はこれで。あとヨロシクな？(笑)」
「おう、世話んなったな‥‥」
佐藤を見送り、スツールに腰掛けた。
「何で、こんなんなるまで飲かなあ」
先程佐藤が言っていた‘大分堪ってる’とはいったい‥‥、何なんだろうか？
俺に対する不満か？
‥‥‥って、それしかないか。
自分では再会したばっかりの頃よりかは
お互い何でも
言い合えるようになったと思ってるけど‥‥、
そう思ってるのは俺だけで
Aは‥‥、そうじゃないから
佐藤に愚痴こぼしてんだよな‥‥。
いったい何が不満なのか
自分じゃよく分からないから
A本人に聞くしかないよな。
「すいません、タクシー１台呼んで下さい」
『かしこまりました』
タクシーを呼んでもらい
そのままうちに連れて帰る事にした。
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翔ミー(プロフ) - ありぽん翔Love?さん» ご指摘ありがとうございます(ノ_・,)すぐに直しまーす(￣∇￣*)ゞ (2016年11月4日 22時) (
レス) id: 3b9332d41c (このIDを非表示/違反報告)
ありぽん翔Love?(プロフ) - 下から２行目が「ビックリさせいで」となってます！「させないで」じゃないでしょうか？ (2016年11月4日 20時) (レス) id: a1d883f3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔ミー
| 作成日時：2016年10月23日 6時
