Rolling Days ～煩悩～３【S.S】 (ページ29)

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125、祝賀会ページ29

この瞬間が一番緊張していた。

けど、お義父さんもお義母さんも

子供達を歓迎してくれた。

「今日はお夕飯食べていらっしゃいな」

あ‥‥、やっぱり言われてしまった。

でも今日は

「ごめん母さん、今日は他にも行きたい所があるんだ。だから食事はまた今度という事に‥‥」

「あら、そうなの？残念ね」

「はい、すみません‥‥」

挨拶だけの予定だった‥‥。

他の予定とは、もちろんここ‥‥、

「「結婚おめでとう！！」」

二宮さんと相葉さんの所だった。

「二人とも忙しいのにありがとな」

「いえいえ、先輩とAねーさんの為ですから。ね？ニノ」

「まーな」

毎度毎度、この店で祝賀会を開いて貰っていた。

「Aねーさん。これ、俺らからのお祝いの気持ちッス！」

と言って渡されたのは

白いバラの花束。

「うわぁ、綺麗‥‥。ありがとうございます！」

きっと、これを思いついたのは二宮さん‥‥、

「相葉のくせにシャレたことしらがるよな(笑)」

ではなく、相葉さんらしい。

相葉さんって、やっぱり素敵な人だよね？

それなのに

彼女がいないなんて信じられない