Rolling Days ～煩悩～２【S.S】 (ページ18)

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66、子供達の良い見本ページ18

今日は何だかんだ、一番もてなされているのは

私かもしれない。

あの後結局、お昼ご飯は

私の好きなイタリアンのお店へと行き

お腹いっぱいスパゲッティーなどを食べた。

「あー、もうお腹いっぱい！」

「俺も。チキン食い過ぎたわ(笑)」

最後残っていたチキンを残さず食べた彼。

無理しなくても良いって言ったんだけど

「食べ物を粗末にするな！」と言ってパクパク食べ始めたのだった。

お坊っちゃま育ちの彼からは
想像もつかないような発言だけど

子供達の良い見本となってくれているので
私としては、とてもありがたい。

「さーてと、次は何に乗るかなー？」

「食べたばっかりだから、とりあえず次は‥‥」

「ヒーローショー‥‥」

「え？‥‥」

ここにきてサトシが

まさかのヒーローショー発言‥‥。

確かにサトシは

昔からヒーロー物をよく見ていた。

「なんだサトシ、お前四年生にもなってヒーロー物好きなのか？(笑)」

「そ、そーだよ‥‥。悪いか！？」

「いや、全然。寧ろ俺も好きだし(笑)」

「じゃあ次は、ヒーローショー観に行こっか？」

「うん！ボクもヒーローショー観たーい！」

こうして話はまとまり

次はヒーローショーを観ることになった。