Rolling Days ～煩悩～２【S.S】 (ページ15)

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63、Ｓside ページ15

先程のサトシの発言には

マジで度肝を抜かれた‥‥。

「ママの事よろしくな」だって

子供のくせに生意気言いやがって‥‥、

そんな事言われなくたって

分かってるっつーの！

俺がAを‥‥、

いや、お前ら全員

幸せにしてやるから、覚悟してろよ！！

・

「うぅ‥‥」

気持ち悪っ‥‥。

「大丈夫？ちょっと休もうか？」

「あ、あぁ‥‥」

ジェットコースター５連チャンは

さすがにキツイ‥‥。

Aは好きだと言っていただけあって

何とも無さそうだし。

シュウは初めて尽くしで

興奮冷め遣らぬって感じだし。

サトシは好きじゃないと言っていた割りには

顔色一つ変わっていない。

足引っ張ってるのは俺一人だけだ‥‥。

「俺なら一人で大丈夫だから、子供達と次行ってこいよ‥‥」

「そんな、翔一人放って行けないよ」

「いや、でも‥‥」

「ボク、ショウが元気になるまで待てるよー！」

「シュウ‥‥」

サトシに視線を送ると、サトシも深く頷いた。

子供達は

俺が思っているよりも子供じゃなくて

大人の俺よりも

大人の考えてを持っているようだ‥‥。