Rolling Days ～煩悩～２【S.S】 (ページ2)

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50、Ｓside ページ2

A達夫婦が正式に離婚し

晴れて俺とAは恋人同士となった。

俺としては、このまま結婚も‥‥、

ありかなって思ってるけど

Aはどうだろうか？

少しぐらい意識してくれてるのか？

子供達が幼い間は、このままでも仕方ないのかなって思ったりもするけど

でもやっぱりね‥‥、

俺の気持ちとしては一刻も早く

Aと一緒になりたいかな。

「いらっしゃいませー！って‥‥、翔？」

「おう。頑張ってるみたいだな」

「そりゃもちろん！‥‥あ、こちらのお席どうぞ」

Aの顔見たさに、わざわざニノの店まで昼飯を食いにやって来た。

「いらっしゃいませ！ご注文は何にしますか？」

「えっと、そうだなぁ‥‥」

って、メニュー表を見つめるものの

今の俺が一番求めているものは‥‥、

「わりー、ちょっと来て」

そう、それは‥‥、

「あ、ちょっと‥‥」

A、お前だよ。

こうして店にやって来ては

誰も見てない所でAを味わう。

「もう、二宮さんに見つかったら怒られちゃうでしょ！」

「へへっ、ちょっとくらいバレねーだろ？(笑)」

押し戻された身体を再び抱き締めようとしたら

『うちの従業員にセクハラしないでもらえますかー？』

と、ニノのこんな声が聞こえてきた。

「うるせー！これはセクハラなんかじゃねー！」

これはそう、言うなれば‥‥、

俺達恋人同士の愛の営みだ！(笑)