尽くされ、愛され【Selly】 (ページ16)

今日:23 hit、昨日:37 hit、合計:55,065 hit

15 ページ16

A視点

「見てよSellyがこんなにも立派になって……」

「……너 진짜로 무슨 일이야?」

「시끄러운！！」

急に飛び交う韓国語。
CRには韓国人の人が多いのだろうか。

「喧嘩は辞めなさい！ほらAちゃん困ってるでしょ！！」

おじじさんがそう言うと同時にいくつもの視線が私に集まった。

Sellyオッパ、だるまさん、Rasさん、ありさかさん、Cptさん、それから…青白い肌で眼帯をしたいかにも怖そうな人に青い髪のマスクをつけている怖そうな人。

ﾔﾒﾃｺｯﾁﾐﾅｲﾃﾞ‼︎‼︎

「バニラ、Mondo、この子が前々から話してたAちゃんです！Aちゃん自己紹介できる？」

『……あ…、……A…で、す。』

「それだけ？」

『ｴ………』

「おいMondoやめろ。」

「いや〜だってこいつ見たことあるよ？Luciaの幹部でしょ？信用出来ないよ。」

俺の部下もこいつに殺されたし、と付け足すMondo。
Aには全くもって興味がない様子だ。

「やめろって言ってんだろ。」

そうだ…

私この人達の仲間を何人も手に掛けてしまったんだ。
申し訳なくて涙が出そうになった。

『……ご、ごめんなさい…指……切り落とします……』

「あ、まって、違う、よくないよ。冗談よ冗談。」

涙ぐんだ私になぜかMondoさんは焦って弁解を始めた。
ほんとに私の事を嫌っているはずなのに何故だろう。

「あーっえっとバニラです。」

「Aちゃん、ごめんね。Mondoはいつもこんな調子だから！怒る事はあんまないから許してあげてね。」

バニラさん曰く指は切り落となくていいらしい。