EP.9 ページ10
エルザ｢駅の中の様子はっ!?｣
｢なんだね君は…ドガァッ!!｣
ルー｢即答できる人しかいらないって事ね…｣
グレイ｢エルザがどういう人か、分かってきただろ?｣
ルー｢なぜ脱ぐ?｣
『……もういいや、うん』
エルザ｢鉄の森は中だ。行くぞ!!｣
グレイ｢おう!!｣
ルー｢てかこれって私の役目なの?｣
ルーシィは魔導四輪でダウンしているナツを抱える役目になっていた。
……代わりたくないのでよろしく。
駅の中へと進んでいくと
ルー｢うわぁっ!!｣
『あら、全滅…』
構内には軍隊がバタバタと倒れていた。
ありゃ、どーしようか。
?｢やはり来たみたいだね、妖精の尻尾のハエども｣
エルザ｢貴様がエリゴールか!!?｣
ルー｢ナツ、起きて、仕事よ!!｣
エルザ｢貴様らの目的はなんだ!!
エリゴール｢分かんねぇのか?駅には何がある?｣
ルー｢飛んだ!!｣
ハッピー｢風の魔法だ!!｣
エリゴールはスピーカーの上に立った。
エルザ｢呪歌を放送する気か!!?｣
エリゴール｢駅には何千もの野次馬どもが集まっている。いや…音量を上げれば、町中に響くかな…死のメロディが｣
『無差別に、関係ない人を殺す気なのね……。最低だわ』
エリゴール｢これは粛清なのだ。
権利を奪われた者の存在を知らずに、権利を掲げ、生活を保全している。愚か者どもへのな。
この不公平な世界を知らずに生きるのは罪だ。
よって死神が罰を与えに来た｣
私は、なんとも身勝手なエリゴールの言葉にイライラしていた。
?｢残念だったな、ハエども。闇の時代を見ることなくあの世行きとはな!｣
青年は、魔法陣から手のような影のようなものを飛び出させていた。
その手は、ルーシィの方へ向かう。
ルー｢え、えぇ?｣
『ルーシィっ!!』
その時、誰かがその影を殴った。
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