【フェアリーテイル】魔竜を恐れ魔竜に恐れられた少女 (ページ28)

今日:11 hit、昨日:7 hit、合計:78,038 hit

EP.27 ページ28

ひと安心していると

《妖精の尻尾のみなさ～ん、この声をよくお聞きなさーい》

『この声は、マスタージョゼ…』

《うあああああっ！》

エルフマン｢この声は｣

グレイ｢ルーシィ!!?｣

ミラ｢そんな…!!｣

《我々はァ、ルーシィを捕獲しました。そう、一つ目の目的が達成されたのです。
我々に残された目的は、あと一つ…。それは貴様らの殲滅だ、クソガキども!!!》

ミラ｢エルザ!!!｣

『あの魔力、エルザだったの!!?ナツじゃないのは分かったんだけど…』

グレイ｢エルザ!!!｣

エルフマン｢ここも偉ぇことになってんなぁ｣

エルザ｢お前達…｣

グレイ｢いつの間に乗り込んでたんだよ!!｣

ミラ｢横になってなきゃいけないのに…｣

エルフマン｢お、おい｣

エルフマンが見ている方向を見ると、
『アリアが倒れてる。エルザ、あなたが倒したんでしょ？』

エルザ｢お前達に、こんな姿を見せられるとはな…。私もまだまだだな…｣

『……エルザ。凄すぎだよ、本当に。取り敢えず今は寝てなよ』

睡眠魔法をかけ、エルザを寝かせる。
そうじゃないと、エルザの体持たないし。

と、その時…

エルフマン｢なんだ?｣

ミラ｢これは…｣

『死の気配…』

グレイ｢なんだ、この感じは…｣

エルフマン｢あぁあぁ、漢にあるまじき寒気が…｣

ミラ｢邪気が漂ってる…!!｣

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ…

後ろから気配を感じ、私は振り返ると…

?｢いやいや、見事でしたよ、妖精の尻尾の魔導士の皆さん｣

マスター・ジョゼがいた。