EP.2 ページ3
『仕事終わった〜』
ミラ｢あら、ちょうどいいタイミングで帰ってきたじゃない｣
『え、何。私なにかしたっけ?』
エルザ｢A、いい所に来てくれた。それにナツ、グレイに頼みたいことがある｣
『あら、何でしょ』
エルザは、ナツ、グレイ、私を見ながら話し始めた。
エルザ｢仕事先で厄介な話を耳にした。
本来ならマスターの判断を煽るところだが、早期解決が望ましいと私は判断した。
3人の力を貸してほしい。
ついてきてくれるな?｣
ナツ｢え!?｣
グレイ｢はい!?｣
『なにごと!!?』
エルザの突然の発言に、私はびっくりする。
だって、あのエルザが助けを求めるんだもの。
エルザ｢出発は明日だ。準備をしておけ。詳しくは移動中に話す｣
グレイ｢あ、いや…ちょ……｣
ナツ｢行くなんて言ったかよ!!!｣
『……あ、はい』
ルー｢飲み込みはやっ!!｣
ミラ｢エルザとナツとグレイにA…。今まで想像したことなかったけど、これって、フェアリーテイル最強のチームかも｣
『ん?あら、貴方もしかして新人?見たことないんだけど…』
ルー｢あ、ルーシィです!!よろしくお願いします!!｣
『敬語じゃなくていいのに。私はA・プルバシュニー。気軽にAでいいから。このギルドの中でも、年下の方だし』
ルー｢え、Aって今……｣
『16だよ?』
ルー｢16歳…。A・プルバシュニー……。あ!!
もしかして、週刊ソーサラーに載ったことない!!?｣
『あー…1回だけミラに誘われて載ったかも…。けど、それがどうかしたの?』
ルー｢あの時、まさかとは思ったけど、本当に16歳とは……。見えない｣
『老けてるって言いたいの〜?』
ルー｢いやいやいやいや、大人っぽいってことだよ!?｣
『うーん…。褒められた気がしない』
ルー｢何故!!?｣
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