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EP.15 ページ16
ルー｢えぇっ、エリゴールの狙いは…定例会だったの!!?｣
ナツ｢じっちゃんが!!｣
エルザ｢クローバーへの交通手段が寸断し、エリゴールは空から向かった｣
グレイ｢魔導四輪車で、追いつけなくもない。だが、この魔風壁をどーにかしねぇと駅の外には出られねぇ｣
ルー｢そんな…!!｣
ナツ｢うぉ───だぁー!!｣
ﾋﾟｭｰﾝ
ナツ｢ぬぁっ!!｣
『ナツ?何やってんの!!』
グレイ｢外に出ようとするとこれだ｣
ルーシィは、ナツを見てかなり怯えている。
エルザはカゲに助けを求めるが、まだ意識が戻ってない。
ナツは何度も挑戦するが全く効かなかった。
｢『ナツ!!』｣
グレイ｢馬鹿野郎…力じゃどうにもなんねぇんだよ｣
またナツは挑戦し続けていたが、ルーシィに止められた。
ナツ｢あ────っ!!そうだ、星霊!!エバルーの屋敷で星霊界を移動できただろ?｣
ルー｢いや…普通は人間が入ると死んじゃうんだけどね…息ができなくて…それに
ナツ｢あ?｣
ルー｢つまり星霊界を通ってここを出たいとしたら、最低でも駅の外に星霊魔導士が一人いなきゃ不可能なのよ」
ナツ｢ややこしいな!!!いいから早くやれよ!!!｣
ルー｢できないって言ってるでしょ!!!もう一つ言えば、人間が星霊界に入る事自体が重大な契約違反!!あの時はエバルーの鍵だから良かったけどね｣
ナツ｢うーん、意味わかんねぇ｣
ハッピー｢エバルーの、鍵…?｣
『どうした、ハッピー』
ハッピー｢あ────っ!!｣
ハッピーが、何故か叫んだ。
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