【フェアリーテイル】魔竜を恐れ魔竜に恐れられた少女 (ページ14)

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EP.13 ページ14

『｢エルザっ!!｣』

私たちが戻った時、エルザは相手に魔風壁の解き方を聞いていた。

エルザ｢グレイ、A。ナツは一緒じゃないのか？｣

『二手に別れたの』

グレイ｢つか、それどころじゃねぇ!!!鉄の森の本当の標的は、この先の街だ!!｣

『マスターの定例会の会場、そこで鉄の森は呪歌を使う気なんだ!!!』

エルザ｢そういうことか!!しかしここには魔風壁がある｣

グレイ｢あぁ。さっき見てきた!!無理やり出ようとすりゃミンチになるぜ｣

エルザ｢経験済みだ｣

『あぁ、エルザの綺麗な腕が…』

私が見たエルザの腕は、傷だらけだった。

エルザ｢何ともないさ。しかしこうしている間にも、エリゴールはマスターのところに近づいてるっていうのに…。そういえば、鉄の森の中にカゲと呼ばれる奴がいたはずだ。確か奴はたった1人でララバイの封印を解除した!!!!｣

『ディスペラー…解錠魔導士って事ね』

グレイ｢それなら魔風壁も!!!｣

エルザ｢探すぞ!!!カゲを捕らえるんだ!!!｣

『多分あの人はナツをおってるはず。急ご!』