東卍の参謀に恋した少年 2(三ツ谷隆) (ページ34)

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やべぇ、やられる！！と本能的に感じたオレは

思わず、目を瞑る

だか、しばらく経っても痛みは来なかった

大｢なんの真似だ……神無月A｣

目を開けると、Aさんが特服を来てる人の手を止めていた

『ふぅ……タケミっち、無事？』

はい！と叫んだオレの方をチラと確認すると自分よりも倍ぐらいある人のことを睨みつけた

『私は、話があって来たんだけどこの態度は酷くない？大寿？八戒の兄貴だからって』

八戒の兄貴？

じゃあ、コイツが十代目黒龍の総長！！！

さっきまでイキってた連中がピクリとも動かねぇ

大｢A、割り込んでくるな。それでココ、コイツ誰？｣

九｢ハハ、知らねぇで殴ろうとしたのかよ。さすが、ボス｣

Aさんの、話を無視してココに話を振る

……てか、コイツってオレのこと！？

九｢ソイツは東卍の一番隊隊長、花垣武道だ｣

すると、大寿の雰囲気が変わった

大｢コイツが東卍の隊長？そりゃ、面白い冗談だ｣

『本当だよ、大寿。花垣は東卍の副総長を助け、血のハロウィンでは東卍を支えてくれた。』

ふぅ、とため息を吐きAさんは真っ直ぐ大寿を見つめる

『タケミっちは、東卍全員が認める一番隊隊長だ！！！』