東卍の参謀に恋した少年(三ツ谷隆)

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私はタカちゃんのバイクを返そうと


武蔵神社に戻ると幹部と倒れているタケミっちが居た


ケ「…A！」


ケンちゃんが私に気づくとみんなも私の方を見る

『ただいま、タカちゃんバイクありがとね』


ナ「場地は？どうだった？」

『……ダメだった、けーすけは、芭流覇羅にいくって…』


みんなは暗い雰囲気になってしまった

『それと…かず君、出所していて…』


小さい声だったのにマイキーには聞こえたらしく私の方へと早歩きで来る


そのまま、私の胸ぐらを掴んだ


「「「「「マイキー！」」」」」


マ「A、何でそんなこと知ってんだよ」


『ｯ!けーすけが言ってたの、芭流覇羅にはかず君がいるって！』


マイキーはもっと強く握ってくる

やばい、そろそろ苦しくなってきた


マ「は？じゃあ、場地は一虎の所に行ったってこと？」

わざわざ東卍を抜けてまでか？、と叫ばれる


『知らないよ！マイキーそろそろ離して！』


声も震えて息も苦しい

涙声で訴えるがマイキーには届かない


急いで、ケンちゃんとタカちゃんが私を助けてくれた


三「A！大丈夫か？」

幹部のみんなも心配してくれて傍に来てくれる


マイキーは私を触った手をじっと眺めてるだけ

『大丈夫だよ、助けてくれてありがとうね！』


マ「俺…何やった…Aに…八つ当たりして…」


ケ「マイキー？」

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