SEVENTEENの紅一点はウジの彼女 5 (ページ20)

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220話泣きたいページ20

貴方side

マネ「撮影今日は辞める事になったけどあの方が30分後に再開って言って再開になった…A帰るか？大丈夫か？」

マネ(女)「一応薬さっき飲んで無くなったので貰って来ます。A頑張れ」

『…頑張れる』

エスクプス「…無理してない？」

『…うん』

ウジ「無理しないって約束なら許す。無理なら帰ろ」

『…無理してない…それに…絶対に無理になったら言う。』

ウジ「わかった」

スングァン「…ヌナ…全力で守ります！！」

ミンギュ「俺も！！」

メンバーのみんなが守るって言ってくれた

ほんとに優しいな

スタッフさんや共演者の方々にちゃんと挨拶して、あの方を待った

本音は

正直怖い

手の震えは止まらない

もしも、私が帰ったらメンバーに当たるかもしれない。メンバーの印象はこれ以上悪くさせたくない。だから帰る訳には行かなかった

それにもう普通に泣きたい

強く抱きしめて欲しい

「撮影するぞ～おい女仕事しろよ」

『…ｯはい』

撮影が始まって、無理やり笑顔で頑張ってる

その時急に私に話が変わった

「Aさんは小さい時に親が亡くなった…さぞかし大変だったでしょう」

『…ｯはい…でも、メンバーがいたので辛くはなかったです』

「そうですかー」

明らかに棒読み

笑顔だけど普通に怖い

「…虐待も受けていた…それはどんなものでしたか？」

…

『…ｯ……ｯ暴力…がｯ多かったです』

思い出したくもない。

ひ汗が止まらない

普通に吐き気がして気持ち悪い

「へー傷とかって残ってるんですか？」

『…ｯはい』

「それは大変そうですねー。あ、SEVENTEENの中で女性は1人なので大変そうですね」

『…体力などの点は大変だったりしますが、ほとんどだ大変だと思わないですね』

頑張れ

「へーそうですか。あ、家族の話に戻りますね！思い出話などはありますか？…あ！Aさんはないですよね！すみませんー」

あぁ…こんなことして何が楽しいんだろう

お母さんから貰ったネックレスを握りしめた

「…あ！そのネックレスはだれから貰ったものですか？」

『…ｯこれは…母親からもら…い…ました』

泣くな泣くなっと自分に言い聞かせる

クプスオッパなどがスタッフにサイン出してるけど、終わらない