扉【まふまふ】

28話 ページ28

まふまふside
　
みんな一気にAの方を見て一気に喋ったからAは床に座り込んで泣いてしまった

人とあまり喋らないし注目も浴びることもないからかな急に色々なことあって頭がこんがらがっているんだと思う


Aを抱きしめて頭を撫でてあげる

後ろら辺からなんか聞こえてくるけど無視して落ち着くのを待つ


『…うぅ……ごめんな…さい』

まふ「無理に喋らなくていいよ、落ち着くまで待つからね？」


96「A〜？」

天月「Aちゃん？｣

96ちゃんと天月くんがきた

96「A、ごめんね！ほんとにごめんね」

天月「ダメかなって思ったんだけどやっぱりみんなに会わせたかったんだ…」

『……私が…変わるために…96ちゃんと…天ちゃんは無理なお願いを…ﾌｩ…聞いてくれて……もっと…変わりたい…こんな…私でも…変われるかな？』


涙目で少しだけ呼吸も苦しそう

96｢A…そんなの当たり前だよ？わしらにできることはぜんぶする！｣

天月「うん！Aちゃんは少しだけ大きな一歩を踏んじゃって転んじゃったの！でもそれをまふくんが助けてくれた。Aちゃんの周りには俺や96ちゃん、まふくんがいるんだよ？それにあの楽屋の中にいる人たちはみんな優しいよ！ゆぬちゃんのこともAちゃんのことも受け入れてくれるよ！保証するからさ、起き上がろうよ？」


天月くんはすごいな


僕には出来ない


すごい



『…がんばる』


Aからその言葉聞けて嬉しいな



××××も喜んでるよ

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