♯036……『カネキside』 ページ42
Aちゃんの引っ越し作業も終わり、Aちゃんは僕の家で暮らすようになった
そして数日たったある日
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
？「トーカちゃん……」
ドアのほうには雨に濡れて服がビショビショになった女の人とAちゃんと同い年くらいの女の子がいた
トーカ「リョーコさん！」
女の人はリョーコさんと言うらしい
トーカ「カネキ、タオル！」
カネキ「あ、うん！」
僕はトーカちゃんに言われてタオルを取りにいった
リョーコ「ごめんなさい、ご迷惑をかけて」
トーカ「とんでもない。ヒナミ、久しぶり」
女の子のほうはヒナミという名前らしい
ヒナミ「…………(ｷﾞｭｯ」
トーカ「ヒナミ…………」
リョーコ「芳村さんは？」
トーカ「奥に。カネキ、新しいの渡して」
カネキ「あ、どうぞ」
リョーコ「ありがとうございます」
そのときヒナミちゃんと目があった
僕はヒナミちゃんに微笑んだんだけど
ヒナミ「…………(ﾌﾟｨｯ」
無視されてしまった
さすがにこれは苦笑いしかできない
この子もAちゃんとまではいかないけど警戒心が強いみたいだ
初めてAちゃんと会ったときもヒナミちゃんみたいな顔されたな
そして二人は奥に入っていった
カネキ「喰種なの？」
トーカ「今日から面倒みることになった笛口さん」
と言いながら僕のほうにタオルを投げてきた
僕は驚いたけどなんとかキャッチした
カネキ「面倒をみる？」
トーカ「いろいろと事情があるんだよ」
カネキ「事情？どんな？」
ﾊﾞﾝｯ
トーカ「ニャーニャーうっさいんだよ！なにもできないくせに！」
ニャーニャーって……
カネキ「そんなこと……」
トーカ「そうだ、あんた店長からちゃんと聞いてんの？」
カネキ「？」
トーカ「箱持ちの話」
カネキ「箱持ち？」
トーカ「大きなアタッシュッケースを持った連中のこと」
そんなことを話していると
ｶﾞﾁｬｯ
A「カネキお兄ちゃん！」
カネキ「Aちゃん！」
Aちゃんがきた
A「店長がカネキお兄ちゃんに用事があるから来てだって！」
もう話は終わったのかな？
カネキ「わかった」
A「トーカお姉ちゃん、そういうことだからカネキお兄ちゃん借りてくね！」
トーカ「わかった」
A「じゃあ行こ！」
カネキ「うん」
僕たちは出ていった
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梅干し太郎 - すいません34の場所かねきがカルマになってますよ (2019年11月23日 10時) (
レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
たんこぶ - 原作の細かいセリフまで入れていて凄いと思いました！ (2019年7月29日 13時) (レス) id: 996267a7ca (このIDを非表示/違反報告)
お餅 - 1つ質問なんですが、最初の設定で「嫌いな人は名字か名前を呼び捨て」で「特別な人は名前を呼び捨て」というのは見分けがつかないんですが… 外部からすいません。 (2018年11月2日 22時) (レス) id: 31cdb335fe (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち - ~入月~ではなく、~入見~ではありませんか？間違っていたら申し訳ございません。 (2016年9月26日 16時) (レス) id: 6d39800d09 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 蛍羅さん» 返事が遅れてすみませんm(__)mマジですか！(゜ﾛ゜;ﾉ）ﾉすぐに直します！ご報告ありがとうございます(^-^ゞ (2016年6月25日 13時) (レス) id: 9578f737a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆき x他4人 | 作成日時：2015年9月1日 17時
